スウェーデンに注目! | cynthia-dr-murazumiのブログ

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サッカー女子ワールドカップで日本代表チーム「なでしこジャパン」が快勝を続けています。

明日は準々決勝で、対戦相手はスウェーデンです。FIFAランキング3位と強豪ですが、日本が勝利することを祈っています。

 

そのスウェーデンですが、この国の存在を知るきっかけとなったのが、1970年の大阪万博に北欧5カ国が

共同で出展したパビリオン「スカンジナビア館」が、万博終了後の1972年2月に北海道石狩町(現在は石狩市)に移設されたことでした。夏休みに小樽から父が運転する自家用車で訪れたことで、北欧の国のひとつとして認識するようになったのです。なお、他の4か国とは、デンマーク、フィンランド、ノルウェー、アイスランドです。ただし、経営会社の破綻により1976年には閉館し、5年後には解体処分されたそうです。

 

           ネットで見つけた石狩町に移設されたスカンジナビア館の外観の画像

                  

 

当時、このスカンジナビア館と同じ石狩町に「茨戸ハワイランド」と呼ばれるレジャー施設もあり、ここも訪れました。

         

 

話を戻します。小樽の実家の近所にある海事事務所の方がスウェーデンを代表する乗用車「ボルボ」に乗っていたり、通っていた中学校の美術の女性の先生がご主人が運転する「ボルボ」で朝に学校まで送ってこられている光景を見ていたりもして、スウェーデン製乗用車の存在も知るようになっていました。

中学では社会科の地理の授業で、スウェーデンは良質な鉄鉱石が採れることも知り、それが自動車産業などの発展に役立っていることも知りました。

こうしたこうしたことからボルボには親近感を抱くようになりました。8/3のブログで「空飛ぶレンガ」と言ったのは、ボルボの異名のことだったのです。

なお、同国を代表するもうひとつの乗用車メーカーである「サーブ」の存在を知ったのはもっと後のことでした。

 

スウェーデンが福祉国家であることや中立国(武装中立主義)であることも学びました。

第二次世界大戦中の史実を基にした映画「大脱走」(1963年)では、チャールズ・ブロンソン扮する「トンネル王」ら二人が中立国スウェーデン行きの船に乗り込んで脱走に成功します。

同じく第二次世界大戦中の1944年8月25日のパリ解放に際しても中立国スウェーデンのパリの総領事が介在していたことや翌年の大日本帝国政府の終戦の事前交渉も同国を通して行っていたことも戦史などから知りました。

 

スウェーデンに関連したことで、個人的に他に思いつくのは、1970年代にヒットした歌手グループ「アバ」や1980年代に活躍したテニス選手のビョルン・ボルグやアルペンスキー選手のインゲマル・ステンマルクでしょうか。

シンシア渋谷院の近くにもあるH&M、さらに家具のイケアや音楽配信サービスのSpotifyもありますね。

 

2022年2月から始まったロシアによるウクライナ侵攻を受け、スウェーデンは中立主義を破棄して北大西洋条約機構NATO)への加盟申請を行ったことも注目を集めました。はじめトルコなどが承認していませんでしたが、先月にトルコが承認したため、NATOは加盟手続きを開始しています。

フィンランドもすでにNATO入りをしていますし、NATO加盟国のバルト三国(エストニア、ラトビア、リトアニア)と共にバルト海でのロシアの動きに警戒心を強めています。