☆122 53歳・女性 目の下のクマ治療 | cynthia-dr-murazumiのブログ

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目の下のクマ(目袋とその下の凹み)に対して、経結膜脱脂術眼窩脂肪注入術を受けられたモニター患者様です。術前の症状に左右差がとても目立っていました。

 

術 前:左に比べて右側の目袋がより大きく、その下の凹みも目立っています

 

術後2ヵ月:症状の改善が見られますが、左右差を認めます

 

眼窩から脱出した眼窩脂肪が目袋の原因です。今回の場合、はみ出した眼窩脂肪を左右共しっかりと除去していますが、表面上の形に左右差を認めています。

目袋が出現する前(若い頃)から眼輪筋の隆起の状態などによって形に左右差があった場合は、目袋を治療しても、もともとの左右差は残ります。あるいは、目袋の大きさに差があって、大きい側の皮膚や筋肉が後ろから押されて、より引き延ばされて弛んでしまっている場合、目袋を解消しても弛んでしまった皮膚や筋肉が縮まずにタルミとして残ってしまい、左右差の原因となることもあります。

さらに目袋の下の凹み部分の皮膚に深いしわを生じていた場合も、それが原因になることがあります。

一般的には年齢が高くなる程、こうした状態になりやすくなります。

今回の患者様は術後結果に満足されて終診となりましたが、左右差の解消を望まれた場合は皮膚切除などの治療が必要となります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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