前回、鶏卵の値上がりについて記しましたが、それに呼応するかのように、現在BSプレミアムで毎週放送中の「ウルトラQ」の今夜のタイトルが第12話の「鳥を見た」でした。
およそ千年前から現代(初回放送は1966年3月の55年前)へタイムスリップしてきた小鳥が、実は巨大な古代怪鳥ラルゲユウスだったという話で、最後は巨大化して街を破壊して飛び去っていきます。
この怪鳥が引き起こす突風シーンは、映画「空の大怪獣ラドン」(1956年)から流用されていますが...
まだ小鳥の姿だった時、鶏などの家畜が襲われ、路上に鶏の死骸が点々と転がっている場面もあり、ここでも鶏の受難が見られました。
鳥で思い出すのは、アルフレッド・ヒッチコック監督の映画「鳥」(1963年)です。
この映画を見て、カラスが大嫌いになった同級生がいましたね。
なお、「ウルトラQ」の第1話「ゴメスを倒せ!」には、「古代怪獣ゴメス」と「原始怪鳥リトラ」が登場し、闘います。リトラは卵から孵化したばかりの幼鳥でした。リトラはゴメスを倒すことができますが、力尽きて死んでしまいます。この初回放送を見て、悲劇的な最期に後味の悪さを感じたことを覚えています。
鶏の話に戻せば、卵が「物価の優等生」に戻って、よく食べるタマゴかけご飯を安心して美味しく食べることができればいいです。そして夜は旨い焼き鳥とビールを堪能したいです。先週から始まったドラマ「ひきこもり先生」が作る焼き鳥は不味そうなので、それは遠慮したいですが...