「物価の優等生」であるはずの鶏卵の価格が高くなっています。いつも買っている卵1パックの値段が昨年暮れと比べて、70円ほど高くなって続いています。
東京のM基準たまご相場のグラフ(JA全農たまご株式会社のHPから引用)
原因は2つのウイルスのせいです。新型コロナウイルスによる「巣ごもり需要」で家庭での卵の消費量が増加したことと、昨年11月から鳥インフルエンザが多発し、大量に採卵鶏が殺処分されたことによる供給量不足なのです。
ヒトのインフルエンザワクチンは鶏卵を用いて作るのが主流で、鶏にはとても貢献してもらっていますが、鳥インフルエンザとなると殺処分される運命で、気の毒としか言いようがないです。