今月から導入されたスレッドリフトが「TESSリフト」(TESSLIFT SOFT)です。糸によるフェイスリフト手術です。
このスレッドの特徴は、棘状のかえし(バーブ)が付いた吸収糸とその周囲を網目状の吸収材(3Dメッシュ)で覆っていることです。
「バーブ」(barb)が付いていると知って、連想したのが北海道釧路市出身の男性歌手「バーブ佐竹」さんです(1935~2003)。なお、こちらのバーブは「bamboo:竹」に由来しているそうです。「バーブ節」なる低音が魅力的な方でした。
そしてもうひとつ連想したのが、「有刺鉄線」(英語で“barbed wire”)です。ミリタリーマニアとしては外せない物です。侵入や脱出を阻むものとして、「鉄条網」などに使われます。さらに「鉄条網」から連想したのが「捕虜収容所」で、その代表と言える映画「大脱走」(THE GREAT ESCAPE、1963年)です。なかでもスティーブ・マックイーン演じる米軍パイロットが、バイクで国境線を越えようとするシーンです。
残念ながら失敗して鉄条網の有刺鉄線に引っかかってしまいますが...
この映画を見ると、根性が養えます。今どき「根性」なんて言葉は死語ですかね。
ともあれ有刺鉄線のように強力?な糸でリフトする「TESSリフト」はお勧めです。