母のスニーカーデビュー | チェブログ

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標高1200メートルのお山暮らしです。
趣味は嵐とフィギュアスケート観戦!
櫻井翔君のファンであり、皇帝プルシェンコ陛下のファンでもあります。
山での暮らしをボツボツと綴っています。

母は底のうす〜いペタンコのローファーのような型のちゃっちい靴を愛用している。


しかし、歩くの大好きな彼女はこの底の薄っぺらい靴でガシガシ歩いてたまに膝が熱を持つ事がある。

本人は痛みや異常に気づかない。

認知症だから感覚が鈍いようだ。


私が何となく脚、膝、足首等注意して見ていると、なんか膝腫れてないか?と気づいて休ませ、湿布貼ったりして訪問鍼灸師に診てもらって対応している。


やはりもう少しマシな靴を履かせたいなぁと思っていたら、母が「新しい靴が欲しい、今の靴は皮が伸びてパカパカするから紐靴がいいな」と言い出したので、これは丁度よい!と街へ二人で出かけました。


母はスニーカーはおそらく履いたことが無いと思う。

スカートと合わせてもオッケーなおしゃれで可愛いスニーカーがあるfitfitというお店に連れて行った。

先週、私がここのスニーカーを買ってデザインとクッション性などの機能もよいと思ったからだ。


母にちょうど良いウォーキングシューズがあったので早速勧めてみたが、母は

「なんかごっついなぁ 重いし....」と気が乗らない様子でさっさとお店から出てしまった。

↓コレです。


スニーカーは履いたことないから何となく拒否る気持ちはわからなくも無いが、紐できゅっと締めて足にフィットさせる靴でないと買ってしばらく履くとまたパカパカしてしまう。

何とかスニーカーを履いてもらいたい。


そこで母に「周りの歩いてる人の足見てみ〜 ほとんどの人がスニーカーでしょう」と言うと母は立ち止まり、通りを歩くひとを見て

「ホンマや みんなスニーカーやね。スカートでもスニーカー履くんや」

「そうよ、あんな素敵な花柄のスカートでもスニーカーを合わせるのが今はオシャレ何よ。あの人も、ほれあっちの人もおばあちゃんとよく似た服で足元はスニーカーよ。あんな風に履くのが良いのよ!」と話すと母は

「やっぱり買おうかなぁ さっきのあれが良いと思う?」と聞いてきて店に戻り始めた。

「さっきの可愛いかったよ。たぶん似合うと思うねん」と返すと

パッと顔をあげて「アレにしよか!」と店に戻り早速試し履き。


店員さんが紐(最初は薄いベージュ色)をこちらのピンクに変えても素敵ですよとピンクの紐も付けてくれて購入。


家に帰ると「紐はピンクに変えといて!」と言い早速付け替えて、履いてウロウロして「歩きやすいわ。紐はピンクでどう?」

というので

「ピンクにしてめっちゃ可愛いで 早速履いて散歩しよ」と誘うとウキウキとお散歩に。


夕方訪ねてきた親戚のおばちゃんに「この靴誰? めっちゃオシャレやん」と玄関先で言われてますます母は喜び、気に入ったくれた様子。


あんなにスニーカーに尻込みしてたのにね。まぁ喜んでくれて良かった〜


これでまた楽しく散歩ができる。


フィットフィットのスニーカー、オススメです。