スギノのBBいっとこ! | ホビーな自転車クラブチーム Cyclotron Targets(サイクロトロン ターゲッツ)

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自転車を通じて、ポタリング(自転車であちこちぶらつく事)、レース、グルメ、写真、カフェライドを楽しむホビーな自転車クラブチームです。

パオーンです。
少し前までは肌寒い位で紅葉が綺麗だったのに、ここ1、2週間で急に極寒になりましたね。

パオーンはと言うと、
昨年末のFUJIのフレームから今年のアタッキホイール、レーゼロカーボンホイール購入で、すっかり冷え切ったヘソクリ用の茶封筒が、ようやく少しですが潤ってきたので、ちょいと良いBBを購入しました。
これです。スギノが誇るPOWER SLEEVE♪

導入するのはwilierのChent 1 air46号の方ですので、386evo規格を購入♪

で、先日、金太郎さんのお店に到着♪
おお!かっこいい!!!
組んだら一切見えないから今見とかないと(笑)

実はパオーン、wilier号には、ウィッシュボーン社の左右連結タイプのBBを使用してたのですが、如何せん組み付けてしばらくするとベアリングの回りが悪くなり、ゴリゴリする。ベアリングだけ変えても、また再発。。

ウィッシュボーンさんの名誉の為にも言っときますが、同社のBBで悪い話は一切聞いたことがない!みんな音鳴りも無く、凄く丈夫で長持ちするというインプレです。近年では、メイドイン台湾は、精度と言う意味ではブランドです!本件は、何故だかパオーンのwilier号とのみ相性が悪かっただけだと思います。むしろフレームの精度だと思われます。

そこで、TOKENの5千円位の圧入BBで一年位過ごしていたのですが、坂道で踏み込むとペキッと音鳴りがするんです。再圧入していただくと暫くは治るのですが、また再発します。

という経緯を経て、最後に残るのは、メイドインジャパンの左右連結BBしかないだろ!
と、相成ったわけです♪
ただ、少し金太郎さんに迷惑かけちゃいました。386EVOだけはどこのメーカーも専用工具が必要なんです。回す爪の部分が薄いので!
パオーンは絶対ウィッシュボーンの組み付け工具でいけると思って金太郎さんに譲渡していたのですが、微妙に窪みの大きさが違うと・・・

ちゃりん娘さんの自転車のメンテなど、他のお客さんにも使うから大丈夫!と言いながら、写真の専用工具を購入してくれました。オマケまでして頂いてたのに申し訳ない!
やっと話を戻し、
専用工具をはめてみると、なんと精度の高いことか!先ず構造が素晴らしい!よくあるレンチ2本とかではなく写真の様な構造です!すなわち、BB本体を直接回すのではなく工具を回す為、BBの爪の部分をナメる事は無い!

比較的お客さんの少ない雨の日を狙い、車で持ち込む♪
古いBBを叩き出すのに一番時間が掛かってました(笑)何度も追加で圧入してもらっていたので、たった1年とは思えない位外れない!
ホントに叩き出すと言う言葉通りの作業でなんとか外れてくれました。
で、しっかりとグリスアップして頂き、
上述していた工具で回していく。
なんとにゅるにゅる入っていくことか!
やはり左右連結タイプはフレームに優しいですね。外すときも!
組み付けトルクは金太郎さんのプロの感覚が一番安心♪
よし!BB周りも綺麗に掃除していただき、
完成♪♪
勿論見た目は変わりません(笑)
少し走ってみましたが、勿論音鳴りは皆無!!なんか横剛性も上がった気がする♪
何年もBB問題に悩まされてきたので、これでおさらば出来ると思うとプライスレスです♪
暫く乗ってみて、分かった事があったらまた記載します♪
ごめんよToken、決してきみやウィッシュボーンが悪い訳じゃないからね!