前にポチってしまったパワーメーターが、予定よりかなり早く届きました!
早速あけてみましょ!
ほほう。センサー部分が思ったよりデカいな。
一応!説明書を見ときましょうか。
パイオニアか、それ以外のサイコンに接続するかが説明書の表裏に記載されています。

はい。流し読み。

とりあえずガーミンのサイコンからも、校正の機能が利用できるって事がわかりました。
『詳細は取付・校正マニュアルをご確認ください。』
って項目をshoさんが確認しようとPCから印刷すると・・・・

素晴らしい。30ページも誰が読むねん・・
てか、この時代、QRコードくらい付けてくれてもいいのに、URLを打ち込むとかヒドい・・

ブツブツ言いながらも中身を見てみると、関係あるのは数ページだけでした(笑)
こちらは左右のパワーバランスを補正できる機能の説明みたいですが、そもそも左右のパワーバランスなんてわからないからそのままで。
では早速やっちゃいましょ!

ビフォー
まず、ガーミンのケイデンスセンサーが付いた左クランクから、ペダルを外し、次いで左クランク自体を外す。

よく掃除しているからそんなに汚れていなかったけれど、ちょっとだけ拭き掃除&グリス交換。

新しいパワーメーター付きのクランクを差し込み、ケイデンス測定用マグネットとの位置合わせを行いました。
(実はパオーン、パワーメーターの計測器でケイデンス測定もできることを買うまで知りませんでした
)

が、ここで問題発生!

付属のマグネットとケイデンス計測部位が紙一枚分しか空いてない。BBが386EVOやからかな~。いずれにしても、これはあかん。

代わりに薄いマグネットを2枚重ねとかを試してみるが、磁力が弱いのか、残念ながら検出不可。

そこで、shoさんから、ボタン電池サイズで極薄のネオジウム磁石を頂き、大好きな養生テープで固定してみました。

気が付けば、ガーミンにもパワーメーターの反応もあり!
なんかテンション上がりました!
試しに少し走ってみたところ、1点だけ気に入らない所が見つかりました!
それは、ガーミンのケイデンスセンサーはマグネットが不要だったことから、おそらく加速度センサーが入ってるのか、漕ぎ出してすぐにケイデンスが表示されていました。しかし、マグネット感知式の本製品は、キャットアイみたいに、マグネットからマグネットまでの経過時間を測定してケイデンスが算出されてるので、漕ぎ出してからサイコンに表示されるまでの時間が遅い!
ガーミンは1秒位だったのに、パイオニアは3秒位。ケイデンスの表示とともに、パワーも表示されるので、同じくストレス。

こいつ、かなり優秀な機材だったんですね~。
ふっ、まあまあ待てる男パオーンには大した問題ではないですね(笑)
そして金曜日、堺浜ハンマークリテのチームTT練習時に試してみることにしました。

Yuta君以外の3人でトレインの練習

なで肩君は今回もお気に入りの金太郎ジャージでした

で、
帰宅後一番速かった周を見てみました。
ちょっと、ちょっと!アベレージ40キロの周の平均パワーが186w!!????
心拍数の方が高いじゃないですか(笑)
200w超えていないんですか?パワー無いのは自覚してましたが、これほどまでとは・・・
3人で走ったので1/3しか前を引いていないのを加味しても、低いもんです。
堺浜クリテの金太郎カップで集団の先頭を引いてる選手が400w位、ヨーロッパのレースでラスト5キロとかでトレインの先頭の選手が600w位なのを考えると絶望的な数値

そりゃエアロフォームが意味ない登坂が遅い訳ですな。
先頭を引く時間が長かった周は、200wを微妙に超えてるので、やはりそんなもんなんでしょうね。
PCで確認すると、さらに詳細がわかります。
図の上にある8本の棒が堺浜周回の8周の区間を示しています。
例えば、7周目のゴール前にカーソルを合わせると、その時のデータが右に出てきます。
49.7キロを200wで心拍数191、ケイデンス101かけて出してることになりますね。
図を見てると、パオーンが平地を走ると、パワーメーターより心拍数の方が目安になってます(笑)
一周の中でパワーが3回位高くなっている瞬間は、先頭交代をして一番後ろに下がり、トレインに乗る時に、一瞬だけ高出力を出し、速度を上げているんだと思われます。ここら辺のロスに改善の余地があるんでしょう。
しかも、スピードとケイデンスが全く同じという事は、ギア変速を行っていないという事。
これじゃピストですね!!せっかくギアが11枚もあるんですから、これももう少しうまく利用する事が必要なんでしょうね。
(余談ですが、温度が30℃位に急上昇した2か所は、コンビニ休憩した時にガーミンが直射日光にさらされた事を意味してます。走行時は風で冷やされてるはずなので。)
ところで、この左だけのパワーメーター、左のペダルに加わった力によってクランク棒が内側に歪む圧力か元に戻ろうとする張力かを測定し、それを2倍して算出しているみたいですね。
この仕組みを基に、パオーンが、他の方が40キロ巡行した時に比べてワット数が少ない原因を考えてみると、3点考えられます。
①パオーンの場合、左に比して、極端に右のワット数が高い。
②一点で踏むような漕ぎ方ではなく、あまり歪まないようにうまく回せてる。
③かなりのエアロポジションを取れている。
さて、真相はまだまだ分からないですし、考えていることが合っているかもわかりません。
しかし、一回の使用でこれだけ色々分かるパワーメーター、確かに面白い高価なおもちゃです。
また新たな事が分かれば報告します。
気が付けば、堺浜500周超えていたパオーン
