11月に入ると予想どおり相場の雰囲気が一気に好転し、米国債金利の低下を皮切りに株価も大きく上昇しました。インフレについてあらゆる指標がピークを超えて正常化に向かっている状況が反映されてきたんでしょうか。
長期金利は4.2~4.5%とレンジは明確に切り下がってきており、ドル円は147円前後と円高ドル安方向へ戻してきています。原油など商品価格も下落傾向ですが、金価格だけは高騰が続いています。
11月の日銀ETF買いは0回(0億円)、日経PBRは1.3前半程度、PERは14倍後半程度で、EPSが大きく切り上がったので低下はせず推移しています。売買動向は海外投資家が買いに周り個人は売り越し、裁定取引残高では買い残が増加しています。VIX指数は12台、F&G Indexは67とかなりの楽観ムードです。
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12月1日時点での米国個別株・ETFのPFです。
11月の米国株口座評価額は+719万円、入金額が35万円だったので、実質で+684万円と大幅プラスと反発し、月次では9勝2敗となりました。米国株だけでも今年はここまでで+3,000万円を超えており、年末ラリーでどこまで伸びるかに期待です。
取引は10月に信用で買っていたVOOを一部現引しただけでした。暴落時に信用でETFを買っておき、波乱が落ち着いたところで損切・利確するか、はたまた現引するか考えるのは意外と自分に向いている方法なのかもと思い始めています。
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投資信託のPFです。楽天VTIとeMAXIS Slim(オールカントリー)を各2.5万円/月クレジットカードで積み立て、それとは別枠で楽天VTIを数万円/月程度積み立て買い、楽天ポイントでUSA360を購入してます。
評価額は1,017万円、トータルリターンは+277万円と両者とも大きく増加し、評価額は1,000万円の大台に乗りました。新NISAの設定ができるようになりましたが、eMAXIS Slim オール・カントリー投信(通称オルカン)で枠を埋めることにしました。
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次に、11月の配当状況です。
11月の米国株配当額は580ドル(手取り416ドル)で、QQQ、PG、JEPIの3銘柄から配当金(分配金)がありました。
2015年以降の米国株の月別配当金推移です。11月の配当金額は前年同月を下回ってしまいました。JEPIの分配金が前年と雲泥の差です。
配当管理アプリでの日本株・米国株の年間配当推定額は251万円と減少しました。円高の影響がかなり大きいです。
11月の日本株配当金は8万円程度でした、信用で米国債ETFを買っており、そこからの分配金も3か月毎に入ってきています(ただしかなりの含み損です)。
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12月1日時点でのメイン口座日本株ポートフォリオ(概ね評価額50万円以上の銘柄)です。
11月の日経平均は最終的に先月末と同水準でしたが、サブ口座含めた日本株全体の損益は+287万と米国株と同様大幅プラスとなりました。
取引は米国債ETFの上昇に伴い信用持分を少し減らした程度でした。
2023年に入ってからの日米株式評価額の年間推移です。11月は序盤から大きく上昇局面となり評価額は高値更新が続きました。ただ後半は横ばいで推移しています。
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idecoと暗号資産の投資状況です。
idecoはトータル23,000円/月、楽天VTIとたわら先進国に半々に分ける設定で積み立てています。先月より含み益は大きく増加し、パフォーマンスは両者拮抗しています。
暗号資産は先月さらに上昇し、やや割高感が出てきました。売却はせずこのまま様子見です。