イオンラウンジで喜んでいる場合でない。イオンFS、SBI日本高配当株式ファンドの組み入れ銘柄に。 | 富と健康についての個人投資家の記録

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20年以上、株式投資、資産運用に情熱を注いで来ましたが資産は築いたのであとは長生きするだけと気づき、美容健康、アンチエイジングに関心を持つようになりました。

昨年からイオンFSの株主にもイオンラウンジの利用権利が付与されるという事で、喜んで1度だけイオンラウンジに行った身ではあるが。

 

さて、8570 イオンフィナンシャルサービスがファンドに買われ始めている模様。

 

組入銘柄の上位12位というウエイトだが、他の銘柄は時価総額1兆超え銘柄が多い中、時価総額3000億円弱の銘柄としては、

なかなか買われたとも見れる。

 

 

 

他の組み入れ銘柄についてはこちら

 

イオンフィナンシャルサービスはイオングループ銘柄としては珍しく株主優待が無く、株マニア向けの銘柄ではあるが、

日本株が全体的に上昇する中、株価は全く上昇しないまま割安に放置されてきた万年バリュー株であった。

 

ただ、現在公表されている情報を整理すると今後の展望についてはなかなか期待の持てる銘柄と言える。

 

今は全く話題にならないが、実は経済成長著しいベトナムで、外資の出店規制が緩和されてイオンモールの出店が加速するというフェーズであり、それに乗じて日本でいうサラ金ビジネスをイオンフィナンシャルサービスはスタートさせている。

 

かつて、日本で一世を風靡したあのサラ金が、今のベトナムで非常に市場が急拡大している勢いがあるビジネスとの事で日本の消費者金融各社がベトナムに進出しているという状況である。

 

ベトナムでは銀行口座を保有しているベトナム国民は2017年に約30%程度であり、その後2023年は保有率77%まで急上昇したという、まだ金融が普及し始めたばかりの国。

 

そしてクレジットカード普及率については2024年の現在でも約4%程度のようで、日本のクレカ普及率70%に遠く及ばない。

 

そんな中、このベトナムのクレカや消費者金融事業が、イオンフィナンシャルサービスの中長期的な成長の主力事業になると目されている。

 

 

かつて日本にイオンモールがどんどんでき始めた時代を思い出してみれば分かりやすい。

 

現在、日本は人口減少フェーズでイオンも苦戦を強いれらているが、ベトナムは日本とは真逆で平均年齢30歳台と高齢者より若い人の人口が多く人口増加フェーズであり、そんな状況のクレカを持っていない国民ばかりの国にイオンモールがあちこちにバンバンできれば、ベトナムはイオンカード保有者ばかりになるだろうというのは想像に難くない。

 

というのも、日本ではイオンカードは後発であり、すでにある程度クレジットカードが普及してから、他のカードを蹴散らしシェアを拡大してきたという圧倒的な競争力があるからである。

 

イオンフィナンシャルサービスがベトナム金融会社を262億円で買収

 

最近、配当金やイオンラウンジの利用権利目的で、イオンFSを買った個人投資家もいらっしゃるだろうが、この銘柄はただの高配当銘柄ではなく、しっかりと今後も成長できるであろうと思われる成長株なのである。

 

興味のある人はyoutubeで「ベトナム イオン」等で検索すれば、ベトナムのイオンの景色が動画で見る事ができる。

日本とは比較にならない客数がベトナムのイオンに群がっている光景が見れるであろう。