自分自身ですら実際に行った事の無いジモティースポットというものを動画を活用して説明しようと思う。
と言っても、youtubeで見つけてきたものをただ紹介するだけであるが。
要は、地域によっては、粗大ゴミを処分するときに処分料がかかったり、もしくは、処分施設のキャパオーバーにより処分の為の順番待ちが発生していたりと言った問題を解決するものである。
リサイクルショップというイメージであるが、非常に大盛況のようである。
このジモティースポットを出店していくことで、もう一つの狙いがある。
ジモティースポットを出店する事で、その地域のジモティーのサイトへのアクセス数や投稿数が確実に上昇するという事が起こるとの事。
ジモティーに限らず、例えばある小売店がリアル店舗を出店する事で、その地域でのネット通販の売上が伸びるという現象は共通である。
例えば、3169 ミサワという家具販売企業がunicoというブランドで家具を販売しているが、この企業もリアル店舗を出店すれば
その地域のネット通販の売上が伸びるという話をIRの方がしていた。
このジモティースポットを全国的に大量に出店できれば、全国的にジモティーへのアクセスが増加して、アクセス数が増加すれば、広告単価が上昇して、その結果、広告収入が伸びるというサイクルになる。
では、このジモティースポットを大量に出店できるのか?
という疑問があるが、サカイのリユースの大量出店の話の様に、ジモティーに出品すれば、商品はどんどん売れるようであり、
リサイクルショップをジモティーを活用して経営する事に興味のある企業が存在する可能性はある。
ジモティーが自社でジモティースポットを展開すればいいのではないかと思うかもしれないが、ジモティーはROEが40%以上もある企業である。
ハードオフやトレジャーファクトリー、または中古車のガリバーなどリユース企業はどこも高収益ではあるが、それでもROEは40%には遠く及ばない。
一方で世の中には、ROEが10%にも満たないとか、新規事業を模索している企業が多数存在するわけで、ジモティースポットの様なある程度の収益が見込めるビジネスは魅力的に見えるだろう。
ジモティー自身がわざわざ自社で自分のROE40%以上の事業より低いROEの事業を必死に大量出店しないくても、
(というか、ジモティーは上場企業でありながら社員数は50人しかいないので、もともと無理かもしれないが)
こういった企業が多数存在するという事であれば、このスライドのような
FCによるジモティースポットの短期的に数百店舗の出店という計画の実現性は充分にありえる話であろう。
数百店舗の出店によりアクセス数増加した場合の今後の効果として、このスライドよると
広告単価(eCPM)が短期では2倍弱程度、中期では3~10倍程度が見込めるという計画のようである。
広告単価が3~10倍になるという事は、ざっくりいうと純利益が3~10倍くらになるという事になり、純利益が3~10倍になるという事は、株価、時価総額が3~10倍(3バガーから10バガー)になるという事に繋がる。
サカイ引越センターのリユース事業の急拡大や、個人のリサイクルショップのジモティーの活用の光景を見た事から、この様な未来が想像できるわけである。