ジモティーの決算説明資料に
「今期からジモティースポットの大量出店を開始して非連続的な成長を目指す」
という記載があり、どんな感じでジモティースポットの加速度的な出店が進展していくのだろうと気になっていた。
そんな中、ジモティースポット川崎菅生店がオープンするという開示があり、チェックしてみたところ想像以上の店舗で驚いた。
というのも、既存のジモティースポットは実験的に小規模で営業していて、具体的にはこういう感じの立地、店舗であった。
駐車場の収容台数は2台のみ。
Googleストリートビューでチェックすると周囲には畑があり農作業をしているような風景が広がっている笑
この実験的に営業していたジモティースポット事業が軌道に乗り黒字化したので本格的に店舗展開を加速するという事で、その本格的店舗の1号店であるジモティースポット川崎菅生店がこれである。
なんと、スタディオアリスの横の立地でauショップの跡地という物件!!
駐車場も24台駐車可能との事で、単純に既存のジモティースポットの10倍規模の来客に対応できそうであるが、この様なジモスポを決算説明資料によるとFCによって短期的に数百店舗規模の出店を行い、非連続的な成長を目指すという旨の記載がある。
FC展開による非連続的な成長・・・
これまでリユースのサカイの経営スタイルであるジモティーに大量投稿をする事で集客をしている内容について書いてきたが、おそらく、ジモティーのアプリやwebサイトの強力な集客リソースを活用してジモティースポットというリサイクルショップのFCビジネスの高収益性を担保しようという戦略だと思われる。
ある企業がリサイクルショップを自力で展開するより、ジモティーにFC加盟する事で強力なインフラを提供してもらい、ハードオフ、オフハウス、トレジャーファクトリー等のトップ企業と戦えるという事かもしれない。
更にジモティースポットというリアル店舗ができる事で、今までジモティーを知らなかった層が知る事になり、その地域でのジモティー自体の知名度がまた上がり、結果、アクセス数が増加し、広告集収入が増加するというシナリオである。
これは・・・
凄い事になりそうである。
こんな状況のROE40%以上の株がPER15倍で放置されている。
こんな銘柄、事業規模がもう少し大きくなる数年後には機関投資家に買われて、例えば、株価5000円以上になるのは目に見えているが、個人投資家は放置である。
マジかよ。
日本の個人投資家のレベルはまだまだ低いという事だろう。
ROEが40%を超えているという事がどういう事かを全く理解できないのだと思う。
ジモティー株はズバリ、素人の個人投資家がNISAで買うのに相性がいい銘柄であろう。
優待も配当も無いが、得られるキャピタルゲインが大きいと思う。