これから上がる株。それはジモティー | 富と健康についての個人投資家の記録

富と健康についての個人投資家の記録

20年以上、株式投資、資産運用に情熱を注いで来ましたが資産は築いたのであとは長生きするだけと気づき、美容健康、アンチエイジングに関心を持つようになりました。

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サカイ引越センターのリユース事業に興味が出てきたので、実店舗へ行ってみた。

 

支払いは現金とpaypayのみでクレジットカードは使用できないとの事。

また、店頭での持ち込みの買取もしているようだ。

 

 

店内に入った所、非常に広い店内に対しての商品不足が感じられる。まだまだ、商品がおけるポテンシャルがある。

店員は2~3人くらい。

有名なハードオフ、オフハウスと比較すると客は圧倒的に少ない印象。2~3名程度のグループ客が目立つ。

新居の生活に必要な家具、家電を買いに来た客という属性だろう。

 

家具や生活家電(テレビ、電子レンジ、炊飯器、ガスコンロ、冷蔵庫、洗濯機、エアコン等)がメインの商材の様で、オフハウスと違って衣類や小型家電の商材は少ない。

 

 

例えば、エアコンが29700円で販売されていて、値札に「ジモティー掲載中」と記載があり、他にもジモティー掲載商品が結構多い印象。

 

売約済みの商品もそこそこあった。

名前をみると、たまに外国人の名前もあり、うん、なるほどと。

店内の一角には、(下の写真)仕入れたばかりと思われる販売前のエアコンや洗濯機が置かれているスペースもあり、一昔前のリサイクルショップ感がある。

 

奥に写っている自転車は販売中の商品であるが、だいぶ使われた様な中古感があり、オフハウスではまず販売されないような状態の自転車であった。

 

レジ横には、販売陳列前の小型商品と試着室があった。

 

以上がサカイ引越センターのリユース事業である「サカイのリユース」の実店舗の様子である。

 

オフハウスの様な感じに近いのかと思って訪問したが、オフハウスの店舗の店づくりのクオリティーには遠く及ばない感じでハードオフやオフハウスにしか行かない自分にとっては新鮮であった。

 

店内放送も無く、おもちゃ類も商材として無いので、オフハウスの様な家族で子供連れで訪れるようなワクワク感は全くない。

正にジモティークオリティーであると感じた。

 

ただ、商品を購入して支払いをしている客の近くを通った時に聞こえてきた支払い金額が13万円台の金額であり、客単価はかなり高いのかもしれない。

 

そう、客層は大型の家具、生活家電をまとめて一式で購入するという層が割と多いかもしれず、薄利多売でなく、ビジネスとしては効率がいいかもしれない。

 

そして、まさにジモティーと相性が抜群にいい感じがする。

ジモティーで安い家具や家電を探していて、サカイのリユースというリサイクルショップを始めて知り来店するというパターンは多いはずである。

(そうでなければ、ジモティーに大量に出品しないはずである)

 

逆にサカイのリユースの実店舗が生活圏にあり、なんとなく入ってみたら商品の値札に貼ってある「ジモティー」というサイトの存在を知るみたいなパターンもあるかもしれない。

これは、ジモティーが今期から急拡大させる予定のジモティースポットと同様の効果があるかも。

 

さて、今回、サカイのリユースに限らず、個人経営や集客力の低いリサイクルショップがジモティーに商品を掲載しているパターンが多い事に気づいた。

 

これはなかなか興味深く、アクセス数の高いジモティーに営業力の無いリサイクルショップが出品する事で店の宣伝が無料で、できてしまうという事。

 

立地の悪い辺鄙な場所にあるリサイクルショップ、雑居ビルにある目立たないリサイクルショップ等の強力な宣伝インフラになっている。

 

見方を変えれば、

複数のリサイクルショップ店がジモティーに商材を大量出品。

客が何か中古で欲しい物があった時にジモティーで検索する。

近所の複数のリサイクルショップの在庫の確認ができる。

中古車情報誌の様な便利なシステムが出来上がる。

ジモティーのサイト価値が上がる。

サイトの価値が上がると広告単価が上がる。

広告単価上昇でジモティーの業績向上

 

という循環ができつつあるという事。

 

これは価格コムやクックパッドの様な錬金術タイプのビジネスモデルと似ていて、個人やリサイクルショップや業者がどんどんジモティーのコンテンツを充実させてくれるわけだ。

 

ジモティーは業績を伸ばすためにそれほど社員を雇用しなくてもいいという事。

ここがROEが40%を超える秘密なのかもしれない。

 

株式投資の経験が数年ある投資家なら分かるだろう。

ROEが40%程度を数年維持する銘柄で、株価がずっとPER15倍以下での評価しかされないという事は無い。