産業至上という麻薬社会 | 人生プロジェクトのマネジメント日誌

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人生を一大プロジェクトと見立て、自己完成に向けて邁進する日誌

病院に行けくと、
本当に高齢者ばかり・・・

それも、
70歳以上が多い・・・。

確かに高齢化社会です。

しかし、
これが問題であることは事実で、

核家族の社会で、
どうやって”面倒を見ていくか?”

これなんであって、

しかし、最終的には

・病院へ入院
・老人ホーム等施設へ預ける

というのが選択肢だろうけれど、


なんだか、
いかにも”人生の末路”という感じで、

刀折れ、矢尽きた

敗戦という思いが強いのです。


誰でも、若いうちは
”年寄りのこと”

と言って済ませられるけれど、

何のことはない、
それは将来の自分の事
なんであって、

”その時はその時”

と、
のん気に捕らえているのが
大半の人でしょう。


しかし、
独身者が多い昨今の状況を
考えると、

この独身の方々、
将来は誰に面倒を見てもらう
のでしょうか?

おそらく、この人々の多くは
老後に備えて、

老人ホームへの蓄財をされている
人々もかなりの数に上るのでは
ないでしょうか?


それにしても、
この高齢化の問題は家族やら、
施設やらで、

解消されるものなのでしょうか?



だれでも長生きしたい、


できれば、
不老長寿がいい、

それが正直なところではないですか?

アタシも同様です。


そして、
実りある人生で終わりたい。


そう思いませんか?


しかし、現実は・・・


相当に意識し、準備し、努力しないと
そういう人生はかなり上段の部類に
なっていて、

アタシたちの大半は、
社会に出て雇用され、

お金と、
たまの休日を遊興する楽しみと、

我慢して年金生活者の”毎日が日曜日”
の幻想に支えられている。

そんな日々ということはないでしょうか?


いつしか、人生と向き合うこともなく、
ただただ生活に追われて、

時は過ぎ去っていき、
それは年齢を過ぎるほど感じ方は
ハイスピードになっていくのです。


近代産業社会=貨幣経済
という麻薬。

アタシはそう思っていて、

アタシたちの社会はその麻薬を
飲まなければ生きて行けず、

それに熱心であればあるほど、
その中毒症状は重くなり、

詰まるところ、
考えることも、感じることも

共同幻想の中にあり、

そこから放り出されたとき、
その自分の実態を取り戻し、

よる術のない不安な老後になっている。

というのが大半の人々ではないでしょうか?

それは、
本人が気がつくはずもないのですが。


自己実現とは程遠い生活を強いる
産業至上という麻薬社会。

資源を消費し、
環境を消費し、
人間までも消費する

それが切れたとき(消滅)、
人間が滅びる

などいうことがないように、

アタシたちは産業至上の麻薬社会
を脱する方向に進んでいくべきで
あり、

それは、
人間至上という方向性にあるべき
だと思うのでが・・・・・