消費者の犬の遠吠え! | 人生プロジェクトのマネジメント日誌

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厚揚げを食べました。

ナスとフキの煮物で。

なんだか、変!

断面を見るとまるでプリン。

食管はネチネチ。

”こりゃ、厚揚げじゃあねえや!”


即、反応。

豆腐の風味・旨味がまるでない!

一体何が目的でこんなものを製造したのか?

ヒット商品らしい(メーカーの言い分)

でも、アタシには駄作としか思えない。


アタシの家族も、

”この厚揚げ、何だか変、まずい!”

ということで、

食べた後に捨てた包装袋を見たら、
原料に”タピオカ”を発見。

 

娘は一口で放棄して、
アタシに3切れも押しつけたのでした。

アタシはアタシで、
食べた瞬間、明らかに違和感があって、

切り口を見たら、
”なんだコリャ!プリンじゃあねえか?”
という始末。

和風煮物には全く埒外なのでした。

なにせ、アタシは大の豆腐好き。

豆腐屋さんの味が識別できるほどで、

”今日、豆腐いつものじゃあないね?”
と言えば、奥さんが、

”あれ、バレた?”
なんてほどで、

タピオカなんてものは瞬時に違いが
分かるのです。

そりゃあ、
好きな人はそれでよいのでしょう。

ならば、
タピオカ入りと明示して販売すべき!
なんです。

本物の厚揚げと思って買って、

”騙された!”

と悔しい思いをしている人は多いと
思うのですが。

いっそのこと、
厚揚げと名乗らず、タピオカ揚げと
したら。

人気だというなら、
それでいいじゃあないですか?

それとも、
厚揚げと名乗らないと売れないの?

だったら、
結局、騙しじゃあないの?

厚揚げをたまにしか食べない人なら
騙せても、

頻繁に食す人には、
多分、反感をもたれるのが殆どでは
ないでしょうか?

それでなくとも、
大豆が外国産の遺伝子組み換えなんて
ことになっている厚揚げに腹が経つのに、

この偽者にさらにタピオカ入れたら、
もう完璧、騙しです。


その土地で生産された旬のものを食す。
地産地消!

これが健康を保つための食の常識です。

他国の穀物をいくら安価だ、便利だと言って、
安易に原料として利用する魂胆って、

なんだか、凄く浅ましい根性じゃあない?


しかし、
これは誰が悪いと言えば、

消費者に責任があるのです。

選択肢は消費者に委ねられているのですから。

それを販売する企業に大半の責任を被せる
道理はないのです。


それは、
依存心が強すぎて、正しく幼児的な範疇です。

アタシたちの欲望に沿って、
企業は製品を製造、販売するのです。

ここを間違ってはいけません。

そういうことを棚に上げて、
いくら企業を責めても屁のツッパリにも
ならないのです。

消費者に選択肢がある以上、
消費者は製品への知識を持つことは

常識の部類じゃあないでしょうか?

それを企業の社会的責任だ、
企業社会の横暴だと騒いでも、

”負け犬の遠吠え”ですよ!

相手は金儲けが至上なんです。

そこにモラルを求める方が間違っているのです。

さらに、
消費者の大半は企業に雇用されている現実は、
自らが企業の損得に生きているということにも
なるのです。

こういうことからして、よほど意識しなければ、
アタシたちは雇用者として、消費者として

都合に合わせて自分勝手を通そうとしている!

そういうことじゃあないですか?


それじゃあ、内股膏薬ってところで、
企業と同じ穴の狢でしょ。

ということで、
この辺り明確に意識しなければ、

アタシたちは結局、
自分達の望む方向に社会の流れを作っている!

この事実が永遠に理解できないのではないで
しょうか?