見た目アップアドバイザー、なるみです。
 
 
 
 
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前回の続きです。
 
 
 
 
 
 
 
辛うじて夜は眠れたが、
翌朝も重い気持ちのまま
起きてメイクをしていたら
彼から「おはよう」のラインが来た。
 
 
 
 
 
 
よせばいいのにわたしは
アプリを確認しにいくと
またオンラインになっている。
 
 
 
 
 
今からまるいちにち一緒にいるのに、なぜ?
 
 
 
 
 
 
本当は帰りたかった。
 
 
 
 
 
朝食会場は部屋とは別の階で
本来なら一緒に行くべきかもしれないが
笑顔で挨拶できる自信がなくて
わたしは彼に「先に行ってるね」と送り
先に会場に向かった。
 
 
 
 
 
 
会場で落ちあい、一緒に朝食を摂る。
 
 
 
 
 
 
表面上はテンションを上げて。
 
 
 
 
 
たのしみだったはずの計画は、
憂鬱なものに一変してしまった。
 
 
 
 
 
こころの中は、なんで?が渦巻くだけ。
 
 
 
 
 
わたしのその気持ちが
相手に反映されたかのように
彼も時折、
近寄りがたい雰囲気になることがあった。
 
 
 
 
 
とはいえ、
プロデュースしてくれた彼への感謝を込めて
タイムリミットの夕刻まで
会話が途切れないように
適度に盛り上げ、お礼を告げお別れをし
帰りの新幹線に乗った。
 
 
 
 
 
すると乗ってすぐに、彼からお礼のラインが来た。
 
 
 
 
 
「いろいろありがとう。
今日はこのまま寝てしまうので
またラインしますね」
 
 
 
 
 
そう書いてはいたが、
そのあとアプリを覗くと、またオンラインになっていた。
 
 
 
 
 
 
 
嘘つきだと感じた。
 
 
 
 
 
 
もう会うことはないな、と思った。
 
 
 
 
 
 
続く。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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前回の続きです。
 
 
 
 
 
 
なぜか開いてしまったマッチングアプリで
彼がオンラインになっていたことで
わたしの中の彼への印象は
一気にセピア色になった。
 
 
 
 
 
付き合っているわけではないから、
アプリをするのは自由だが
なぜ、わざわざ旅行に来ている
今なのだろう。
 
 
 
 
 
そこからはもう、
ずっとそのことが頭から離れず
モヤモヤした思いを抱えながらの旅になった。
 
 
 
 
 
一緒にいるときは
わたしとの時間を優先しているように見えるけど
トイレなど、ちょっとした隙間ができると
きっとアプリを立ち上げているのだろう、と
何とも言えない複雑な気持ちだった。
 
 
 
 
 
そして
追い打ちをかけるようにそれは起きた。
 
 
 
 
 
 
それは一泊目の夜のこと。
 
 
 
 
 
食事から戻り、話したりなくて
彼の部屋で話をすることになった。
 
 
 
 
 
お互いの興味が似ていることもあり
話は尽きずに夜も更けてきたころ。
 
 
 
 
 
彼が、一緒に寝たい、
みたいなことを言ってきたのです。
 
 
 
 
 
わたしは内心驚いて
何もしないならいいよ、と
かろうじて言った。
 
 
 
 
 
すると彼は、無理、と。
 
 
 
 
 
 
とてもショックだった、
結局他の男と変わらないんだと思った。
 
 
 
 
 
誠実、の皮をかぶった、
その辺の男と同じなんだと。
 
 
 
 
 
わたしは、
付き合う前にそういうことはしない、と言い
自分の部屋に戻った。
 
 
 
 
 
部屋に戻りアプリを立ち上げると
彼はまたオンラインになっていた。
 
 
 
 
 
最低だと思った。
 
 
 
 
 
続く。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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☆アップしたはずの記事が消えていたガーン再投稿です。
 
 
 
 
 
 
 
 
最近、2年ぶりに彼ができました。
 
 
 
 
 
 
この彼と、
付き合うまでの過程がなかなかに面白い展開だったので
書き記そうと思います。
 
 
 
 
 
 
 
出逢ったきっかけはマッチングアプリで、
向こうがいいね!してきてくれたのが始まり。
 
 
 
 
 
 
ちなみに彼は、関東住みにもかかわらず
関西住みのわたしに
なぜか、いいね!をしてきてくれた。
 
 
 
 
 
そこで彼のプロフィールをみると
まず顔がよくわかる写真が数枚と
テンプレ頼りでない、
丁寧な文面の、長い自己紹介文がつづられていた。
 
 
 
 
 
読んでみると
 
○海外赴任経験あり
○シングルでムスメさんと同居
○運動の習慣がある
○太っていない
○喫煙しない
○文章が丁寧
 
 
など、わたしの中での、マッチングアプリでの
人柄をみる小さな基準を満たしていた。
 
 
 
 
 
そこでいいね!返しすると、最初のメッセージで
本名を明かしてきてくれ、そこも好印象だった。
 
 
 
 
 
やり取りを始めて、
こちらの質問への回答の細やかさにまず驚いた。
とにかく吹き出しが大きい笑
 
 
 
 
 
時間を割いて書いてくれているのだから、
会話の中でおススメされたものなどは
きちんと試そう、と思い、
「ブルージャイアント」という
アニメ映画を観てみた。
 
 
 
 
 
 
とても面白かった。
 
 
 
 
 
次に「チ。」というアニメも観てみたら
こちらも面白かった。
この人とは感性が似ているのかな、と思った。
 
 
 
 
 
 
また、わたしの質問に答えるだけでなく、
こちらにもきちんとボールを投げ返してくれた。
 
 
 
 
 
メッセージが返ってくるのがたのしみになり
やり取りが楽しくなった。
 
 
 
 
 
 
半月くらいやりとりをして、
文字を打つのがまどろっこしくなったわたしが
電話を提案したら、
ビデオ通話なら、と乗ってきてくれたので
顔を見て話してみた。
 
 
 
 
 
初めてなのに1時間以上、
途切れることなく話ができ
そこで、
お互いの中間地点で会ってみようという話になり
その頃行きたかった、
金沢の鈴木大拙館に行きませんか、と提案した。
 
 
 
 
 
すると彼はためらいなく軽やかに乗ってきてくれ
フットワークが軽いな、と感じた。
 
 
 
 
 
とはいえ、
その場のノリで合わせているだけかなと思っていたら
電話が終わった後すぐに、素案をつくってきて
真剣にパートナーを探しているのだと感じた。
 
 
 
 
 
 
ちなみに、
以前わたしは、日帰りで金沢旅行をしたことがあり
そのつもりでいたら、
関東からだとかなりタイトになるらしく
一泊でないと厳しい、と
恐縮しながら言ってきた。
 
 
 
 
 
初顔合わせが、一泊旅行。
 
 
 
 
 
一般的に考えると、かなりぶっ飛んだ企画だが
今までのやり取りから、誠実さが伝わっていたので
不思議と抵抗はなく、了承している自分がいた。
 
 
 
 
 
向こうもわたしを気遣ってくれ
部屋は2つ取ること、
そしてわたしの部屋は
彼の娘さん名義で取ることを事前に伝えてくれ
ここでも信頼貯金が貯まっていった。
 
 
 
 
 
 
そこからはスムーズに進んでいった。
お互いの好きなものが似ていて
それに合わせて
行きたいところもサクサクと決まっていった。
 
 
 
 
 
 
 
そして当日。
ホテルのロビーで待ち合わせの予定が
金沢駅の改札口で待っていてくれた、
とてもうれしかった。
 
 
 
 
 
部屋の手続きでサインする際、
娘さんの名前で予約してあり
ここでも嘘がないひとだと感じた。
 
 
 
 
 
荷物を置きに部屋に入り、一息ついて
なぜか久しぶりにマッチングアプリを立ち上げた。
 
 
 
 
 
すると、彼はオンラインになっていた。
 
 
 
 
 
それをみた時わたしは
言いようのない気持ちになった。
 
 
 
 
 
 
続く。