そもそも、この世界は
独学に向いていない
「お子さんから
『何のために、生きるの?』と
聞かれたら
『誰かを幸せにするために、生きるのよ』
と、答えてあげて下さい」
by 瀬戸内 寂聴
4年前 最後の肉親の母が天国へ
実は今朝、母の夢を見ました。
すぐお水と線香をあげました。
そして、ふと若い頃
自分自身が目の前の人生に
行き詰っていた頃のことを
思い出しました
by じゅん先生
誰でも、経験あると思いますが
そういう時は、かなり辛いです。
何もかもが、行き詰ってきている場合
ほとんどのケースが視野が狭くなっている
ことが、大きな要因の一つです。
さらに、具体的に言うと、
「自分のことだけを、考えている」
という意識状態だということです。
いろいろな方のブログ
ツイッター、フェイスブックを読んでいると
気がつくことがあります。
精神的に行き詰って
身動きがとれなくなっている人は文章に
特徴があります。
それは、話題が
「自分のことだけ、自分を見つめることだけ」
になっていることです。
極端な内観ばかりに 偏っているのです。
これは、特に
精神世界系の人に多いみたいです。
悩んだり、苦しんだりした結果
自分の内側に、閉じこもっているのですが
その結果として、ますます苦しくなるのです。
この世界は、自分以外にも
たくさんの他者がいます。
その他者の集合体が
社会であり言い方を変えると
世間になります。
そういう世界で、
他者に目を向けないようにして
自分の中ばかりに、閉じこもると
行き詰るのは、当たり前なのです。
特に
精神世界系の書籍やブログなどには
「全ては、自分が、創りだしている」
「この世界は、全部、自分の映し鏡である」
というような内容が多いので
全ての原因を
自分に向けがちです。
それはそうなのですが、
こういう極論は実生活には
直接は、当てはまらないことも多いです。
さらに、真理というものは
実は、現実の世界には
役に立たないこともあるのです。
だから、自分の内面を、
とことん見つめた後は
世の中の動向や社会に
目を向けることも、大切なのです。
そもそも、この世界は
独学に向いていないのです。
本当に、自分一人だけで、内観して、
悟りが開けるのならば
誰もいない無人島に
生まれてくるはずです。
それが、大半の人は
たくさんの人が生活している「社会」という
学びの場に、生まれてきます。
これは、やはり
人間が、他者と関わって
悟りに至るという学びが向いていることを
示しているのです。
「押しても駄目なら、引いてみな」
と昔から言うように
自分の内側ばかり見つめて駄目な場合
答えは自分の外側にあるのです。
人生に行き詰った場合
ほとんどの突破口は、
「他人や世間に、目を向ける」
という方向にあることが多いのです。
自分にばかり目を向けていると
まず最初に、経済的に、行き詰ります。
なぜならば、
全ての経済活動や仕事は
他者と関わることによって
成り立っているからです。
「山の中の洞窟で
瞑想ばかりやっていて
お金が入ってくることはないのです」
自分のことばかり考えている
意識状態というのは
「子供の意識」でもあります。
子供というのは
自分のことばかり考えて生活しています。
特に、幼ければ幼いほど、
「自分にしてほしいこと」ばかり考えています。
赤ちゃんや子供は、それでいいのです。
親が、なんでもやってくれるからです。
しかし、
この意識状態のままで大人になった場合
人生が、苦しくなります。
こういう人は、常に、
「誰かが、自分に
何かしてくれないかな?」と考えています。
棚から牡丹餅ばかりを期待したり
何もしないで一攫千金を狙ったりするのも
このタイプです。
「世の中に、貢献したい」という意識が
まったくないのが特徴です。
こういう人は、本人は、意識してませんが
周囲は、すぐにわかります。
そして、「あの人、まるで子供だよね」
と評価されます。
「貰うこと」ばかり考えている意識状態が
「子供」の意識だということです。
「与えること」を考える意識状態が
「大人」の意識なのです。
もう一度、言います。
「子供は、貰う」
「大人は、与える」
このシンプルな公式を、よく覚えてください。
言うまでもないことですが、
人生が、どんどん苦しくなるのは 前者であり
人生が、どんどん楽になるのは、後者です。
これは、世の中のほとんどのことに
当てはまると思います。
だから、もし、今、
人生に行き詰っていて苦しんでいたら
「もしかしたら、自分は
子供の意識状態なのではないだろうか?
貰うことばかり
考えているのでないだろうか?」
と考えると、新しい展開が
見えてくるかもしれません。
個人でも会社でも
経済的に行き詰った場合これが
ほとんどの原因みたいです。
貧乏になったり
経営が、行き詰っている時
世間に対していい商品やいいサービスを
提供していないのです。
逆に言えば
世間が、欲しくてたまらない商品や
サービスを提供して
とても喜ばれている状況の時には
貧乏になるほうが、難しいのです。
先日、テレビで
有名な「近江商人」の話を
やっていました。
これは、昔から日本にある
商売の基本らしいのですが
「三方よし」
という単語で、
表現されますね。
つまり、
「売り手」「買い手」「世間」の三者が
皆、豊かになるのが
理想の商いだということです。
この三方向が、
全てよくなることを心がけていれば
商いは、うまく続くそうです。
ここまでは、よく聞く話ですが
ここからが、重要です。
実は、この商いは
「順番」がもっと大切だというのです。
一般的には、
まずは、「売り手」が豊かになり
それから
「買い手」 最後に「世間」が豊かになる
という順番だそうですが
実は、なによりも最初に
まず「買い手」を豊かにする。
それから「世間」を豊かにする。
最後に、
その結果として「売り手」が豊かになる。
というのが本当の順番なのだそうです。
これには、いろいろな説があるそうですが
これが、シックリきます。
「売り手」の豊かさは
あくまでも
「買い手」と「世間」が
豊かになった後の「おこぼれ」に
すぎないです。
この話を、言い換えますね。
単語を、「自分」と「他者」と「社会」
そして、「幸せ」に変換します。
一般的にはまず、「自分」が幸せになりそれから「他者」
最後に「社会」が幸せになるという順番ですが
本当は、最初に「他者」を幸せにする。それから、「社会」全体が幸せになる。
最後に、
その結果として「自分」が幸せになる。
どうですか?
こちらのほうが、自然な感じがしませんか?
特に、他者を思いやるのが、
得意な日本人には、こちらのほうがスムーズなような気がするのですが、どうでしょうか?
愛をもって生きよう…札幌じゅん先生