金沢から電車で約50分の場所にある七尾駅から歩いて7分。
アクセスの悪さにも関わらず2020年7月のオープン以来、一気に予約困難店に。
川嶋氏は2018年REDU-35のファイナリスト。（ゴールドエッグを獲得）
七尾市出身でなじみのある一本杉通りのにぎわいを食で取り戻そうと同店を開業。
新規の予約はほぼ不可能で常連でも1年に1-2回しか枠がないそう。
場所柄、最終電車で金沢駅まで帰れたらいい方で泊まりが必須。
所要時間4時間。訪問時食べログ4.38(BRONZE、日本料理百名店)ミシュラン☆
15分くらい早めに着いたが入れてもらえた。
電車によってはかなり早めに七尾に着き、やることないので嬉しい。
能登金時のシロップ煮
準備ができるまでの間に出してくれた1品。優しい甘さが沁みる。
一献
空芯菜のお浸しと素麺かぼちゃの焼き浸し 上にもくず蟹と土佐酢ジュレ
月見イメージした1品。抵抗なく噛み切れる素麺かぼちゃの食感に驚き、美味しくて感動。
お粥
加賀蓮根、きのこ、ほうき茸、ねずみの手、早松、コシヒカリ
何より香りが素晴らしいが、蓮根ときのこのシャキシャキ感、輪郭残して炊き上げた米の食感も良い。
2品目で〆かと思ったけど、このタイミングで良かった。笑
おまかせ日本酒
満月の月をイメージした卵豆腐 甘鯛酒蒸しが雲、ツルムラサキが影
卵豆腐が絶品。だんだん溶けてくる甘鯛と卵豆腐を一緒に食べると最高。
造り アラ アオリイカ
10年ものわさび 能登塩 みかん 造り醤油 ちりず
新米の藁で藁焼きした迷いがつお 茗荷とあさつき
藁の風味が素晴らしい。いくらでも食べられそう。
凌ぎ 鯖の棒鮨
川嶋ロールと呼ばれる1品。脂がのってて美味い！！
おすすめ日本酒
鯖の棒鮨 焼きver.
これまた風味が変わって面白い。そもそも米より鯖が多いのにくどくないのが不思議。
八寸 里芋の葉
秋トマト、しらずがけ、里芋唐揚げ、朝取れ枝豆、タコ瞬間煮、ゴーヤのおかか和え、新銀杏
甘海老昆布締め、生落花生、完熟イチジク胡麻和え
それぞれがちょうどいいお酒のつまみ。里芋の味付けが好み。タコの食感もすごい。
おすすめ日本酒
雲丹素麺 出汁ジュレ
キタムラサキバフンウニ 能登の雲丹 麺に雲丹を絡めて
雲丹たっぷりで美味しい。豪華。
日本酒
川嶋ゾーンで育った能登鰻
ゼラチンをカリカリに、骨煎餅ときゅうりと茗荷
ぷりっぷりの鰻の身にサクッサクの骨。うまい。
日本酒
大トロナス 焼き穴子 白髪葱 生姜の餡
一体感が素晴らしい。この完成度はどこからくるのだろう。
ご飯 大根の葉 能登のハチミツの梅干し 半熟卵 赤だしと岩もずく
煮えばなかな？シンプルに美味しいご飯
ここからヴァリエーションご飯
海苔の佃煮ご飯 「川嶋ですよ」
鰹漬け
日本酒
烏骨鶏卵
わさびご飯
海苔の佃煮 わさび
鰹漬けと卵
おこげ
日本酒
梅干しのお茶漬け
、、、失念
おつまみ
、、、失念2
能登の牧場のアイス シャインマスカット ブルーベリー
日本酒
白味噌餡の月見団子
白味噌餡の月見団子
抹茶
日本酒
最後の〆のご飯、こんなに食べたっけ？ってくらい食べてた。笑
鰹漬けが好みだったけどあんなにヴァリエーションあったらどれにするか悩む。
料理の素晴らしさはもちろん、謙虚で低姿勢な川嶋氏の接客も素晴らしい。
4時間ずっと日本酒を飲み続けて50000円以下/人とCPも納得。
食事好きの友人たちとの訪問がおすすめ。わざわざでも行く価値あり。