牛込柳町、牛込神楽坂、神楽坂、市ヶ谷のどこからでも歩いて行けるが遠い。住宅街にひっそりと佇むお店。
シェフの薮中氏はル・プチニース、エルブジ、ドスパリージョスを経てタパスモラキュラーバーのスーシェフに。
2017年10月よりSECRETOrestaurantをオープンされたそう。
エブブジ出身者の料理はあまりいい思い出がないなー、、と話しつつも経験値を上げようと訪問。
新規の予約は毎月1日12時に2か月後の予約を取っているそうだが予約開始時間と同時にアクセスして取れるかどうか。
常連でも8ヶ月待ち位だとか。
19時一斉開始で18:40から入店可能。先に支払いを済ませ（この時にノンアルかアルコールか決める）ゆっくり。
所要時間2時間半。訪問時食べログ3.93。
街に溶け込んでおり通り過ぎそうになる。
アルコールペアリング。ジントニックからスタート。
一斉に乾杯スタイル。
秘密のハート
定番の1品だが毎回中のジュースが変わる。今回は桃とクランベリーのジュース。
美味しいというよりか工夫を凝らした楽しい1品。
食後のカプチーノ
レンズ豆と玉ねぎで出来たポタージュ。スプーンまで食べられる面白さ。
コーラ
黒糖サブレ フロマージュ オニオン
パタタコントマテイハモンイベリコデベジョータ
パンコントマテじゃなくてパタタコントマテ。
じゃがいもになっていたが完成度が高い。おかわりしたい。
ヒヤオロシ
能登のどぐろ トリュフ
のどぐろは蒸しておりふわふわ。アサリの出汁とトリュフだがトリュフいらないかも。
満寿泉
フォアグラフレンチトースト
ここの定番。液体窒素で凍らせたフォアグラを削ってかけてくれる。
とろ茄子 ペンタス ピキージョ 柚木
とろ茄子美味しい。柚木のゼリーがさっぱり。
パンデフィロゾフの岩のりのパン
ここのパン、最高にお酒に合うんだよなー。岩のりも美味しい。
能登甘鯛 蕪蒸し ビーツ
下にはスペルト小麦が入っておりアクセントにちょうどいい。
赤ワイン
野菜ポトフ風 ジロール茸
メインの付け合わせ。これだけでも結構がっつり。
能登牛プレミアムイチボ 塩麹 炭火焼
能登イノシシバーグ 醤 北海道山わさび
玉ねぎがたっぷり入ったハンバーグ。がっつり猪感がありジビエっぽいが玉ねぎのおかげか食べやすい。
土鍋ご飯 北海道秋鮭 いくら 温泉卵
赤だし
昆布でSECRETOの文字が。すごいなこれ。
秋らしいメニュー。寒くなってきたなー。
ピーチパイ -196℃
え？パイ？と思うけどしっかりパイ。デザートまで面白い。
フレッシュハーブティー
お楽しみ会
最後の趣向が変わっておりここではネタバレになるので割愛するが面白かった。
初めての訪問の人に体験してほしいことがいっぱい。
最初のウエイティングスペースがバーに。オリジナルのものも多く充実。
シェフやマダムも一緒に飲んでくれることが嬉しい。
料理とペアリング（税サ込）で25000円は正直破格。（3月までは22000円だったとはいえ）
前払いでとっても明瞭。バーに行かなければそのままサクッと帰れるのも嬉しい。
N.Y.だと20％のサービス料に更にチップを請求されそうなサービスで最初から最後までエンタメ空間。
演出含め、この値段でこの料理とサービス、独特の空間を提供できるのは努力の賜物だと思う。
それでもって料理も美味しいと思えるお店は日本国内だと傳くらいか。（高い店だと数店あるが）
行く相手を選ぶと思っていたが連れ曰くこれで仏頂面してるやつはやばいよ、と。
その言葉信じて次回は難易度高い相手と言ってみようかな、、