公式SNSアカウントから事前に、ヒンドゥー教の祭典 DASARA / DUSSEHRA / VIJAYADASHAMI にちなんだ祝膳を一日限定で提供するという告知があり、逃してなるものかと2021年10月15日(金)、ランチ・タイムに訪問。
 
例によって、エレヴェイター前の祭壇にお供え物が。右の丸見え厨房には Raja シェフの元気なお姿も。
HAPPY DASARA!
 
席に着いて、まずは welcome drink から。ホール担当の Prakash さんによると、レモンや生姜などを入れた特製ジュースとのこと。ピンク色が何由来なのかは不明。飲んでみると…いきなり容赦なく甘い(笑)。
 
揚げ立ての poori (全粒粉揚げフラット・ブレッド)。インド料理店には頻繁に行くが、poori を食べるのは久しぶりかも。
 
香り高い Andhra pulao (アーンドラ風炊き込みご飯)、揚げ立てで外がカリッと中はフワッとして個人的理想に近かった minapa miriyala garelu (黒胡椒入りケツルアズキのペイストの揚げドーナツ)アーンドラダイニング渋谷ではお馴染みの biyyam pindi vadiyalu (米粉の揚げ煎餅)、そして強烈に酸っぱ辛くて食欲を掻き立てる nimmakaya uragaya (レモンのスパイスオイル漬け)

Andhra pulao と白米はお代わりできるらしく、必要かどうか聞かれたが、グッと堪えて自重。
 
bangala dumpa vepudu (ジャガイモのスパイシーな炒め物)。容赦ない凄まじい使用量のニンニク。松屋もビックリ。日本人の好みに合わせようなどとは微塵も考えていないこの感じが良いね。そもそもヒンドゥー教の祝膳だもんね。
 
mulakkada mamsam koora (ドラムスティック入りマトン・カリー)。画像からも分かる通り、ドラムスティックがこれでもかと言わんばかりに投入されている。これは嬉しいですな。なおマトンは骨付き。マトンの旨味は強く感じるけれども、割と淡白な味付け。
 
royyala kosupuvvu masala (海老とカリフラワーのセミ・ドライ・カリー)。カリフラワーはほとんど見当たらなかった。崩れちゃったのかな。で、かなり米泥棒なクセの強い濃厚マサラ。
 
peethala iguru (カニのセミ・ドライ・カリー)。カニの風味と旨味をマサラが全部キャッチした感じで、こちらも超濃厚。夢中で蟹にむしゃぶりついて吸い尽くした。

pachi pulusu (冷製タマリンド ・スープ)。全体的に超攻撃的なアイテムが並ぶ中、さっぱりしてホッとするオアシスのような存在だった。揚げてないフレッシュ・カレー・リーフなんかも入ってるね。めちゃくちゃ気に入ったので自分でも作ってみよう。

湯取り法の basmati biyyam (インド長粒香り米) とデザートを含めた全景画像もご査収下さいまし。
 
この日のデザートは ras malai (カッテージ・チーズ団子の濃縮ミルク漬け)。クリーム・ソースが日和らずにちゃんと甘くて満足(笑)。
 
次回はディナーのアラカルト、と思っていたのだが、こんな良きものを出されて、ついつい釣られちゃったな。でも、次回はきっとディナーのアラカルトを食べる、多分食べると思う、食べるんじゃないかな…
 
ごちそうさま。
 
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※参照過去ログ