御徒町アーンドラ・キッチン、銀座一丁目アーンドラ・ダイニング、東大島アーンドラ・カフェの3店舗を展開する Andhra Group (神田アーンドラ・ダバは別経営)が、2021年04月13日(火)、ついに副都心に4店目をオープン。
 
あのグループがとうとう渋谷にやって来た。しかも驚いたことに全100席の大箱。ということで、2021年04月14日(水)、時間が取れたので遅いランチ・タイムに訪問。小田急線ユーザーは代々木八幡駅から歩くとなかなか健康的でよろしい。
 
ちょうどこの日は Ugadi (アーンドラ・プラデーシュ州、テランガーナ州、カルナータカ州におけるヒンドゥーの新年)に当たり、前日の開業日からスペシャル・メニューのみでしばらく営業するようだ。
 
ところで、HULIC &New UDAGAWA は新しいビルとは言え、まだ全然テナントが入ってないな…
 
 
4Fでエレベーターを降りると、お祝いの飾りが。
 
 
そしてメニュー表は用意してあるのだが、実はこれが曲者で、この日提供されたものはだいぶ内容が異なる(笑)。
 
 
メニューはヴェジだが、ノン・ヴェジもチョイスできるそう。この日はヴェジ気分だったのでそのままヴェジで。
 
ウェルカム・ドリンクという位置づけの lassi (ヨーグルト・ドリング)。なぜかピンボケ(笑)。
 
mix vegetable kurma (数種野菜のマイルドなカリー)。ジャガイモ、人参、グリーン・ピーズ、インゲンなどが豪快に煮込まれている。
 
vankaya masala (茄子のセミ・ドライ・カリー)。大きくカットされてマサラの絡んだ茄子が美味い!
 
メニューにある bendakaya vepudu (オクラのスパイス炒め) がなくて、代わりに出てきたのは bangala dumpa pachi batani poriyal (ジャガイモとグリーン・ピーズのココナッツ炒め)。オクラ食べたかった~(泣)。
 
rasam (スパイシー・サワー・スープ)。入っているはずのドラムスティックは見当たらなかった(笑)。これは安定の Andhra Group の味。
 
mamidikaya pappu (マンゴーの豆煮込み)。フルーティな嫌味の無い甘みを感じる優しい豆スープ。これもかなり好み。トマトを使ったヴァージョンの方が有名かな。
 
perugu annam / curd rice (ヨーグルト・ライス)。笑っちゃう美味さ。スウィーツではございませぬ。
 
メニューにある ghee rice がなく white rice すらなく、代わりになぜか chicken biryani rice (鶏肉の炊き込みご飯)。ヴェジタリアンのお客さんだったら「これ、ヴェジじゃないじゃん!」って言って怒り出すかも(笑)。
 
右の黄色いのは aratikaya bajji (青バナナの天ぷら)
 
varipindi vadiyalu (米粉の揚げ煎餅) と、kottimeera pachadi (コリアンダー・リーフのサワー・ペイスト)。この pachadi は白米で食べたかったな~。
 
デザートを含めた全景画像をご査収下さいまし。
 
後から到着した poori (全粒粉の揚げパン)
 
デザートのスウィーツは Mysore pak (ひよこ豆粉と精製バターのお菓子)。もっとキャラメルのようなしっとりとしたタイプをイメージしていたけど、これはこれでとても美味しい。量もたっぷり。かなりカルダモンが強めの感じだった。
 
インド人経営店にありがちな見切り発車的なオープニングで、通常のメニューが出来ていなかったり、スペシャル・メニューも出てくるものが違ったりと色々あるので、几帳面な性格の人はもう少し落ち着いてから訪問した方が良いかも。自分のようなテキトー人間で、まあいいじゃん、という人は全然大丈夫。料理が美味しいことは間違いないから。
 
ともあれ、副都心進出おめでとうございます&ありがとうございます!
 
ごちそうさま。