※閉店しました
2019年04月13日(土)、タミルの新年チッチライ(chithirai)のお祝いでスペシャル・メニューがあるとの告知を見て、早速行ってきた。13日と14日のランチ限定のようである。
店に入ると、Murgesh さんが「マイド!」と声をかけてくる(笑)。厨房には(多分)今までに見かけたことのないシェフがいる。
スペシャルは、Tamil New Year Banana Leaf Vegetarian Meals。Murgesh さんがバナナリーフを持ってきてくれて、そこに水を掛けるように指示。ちょびっとだけ掛けたら「モットイッパイ!」と指導が入った(笑)。
poriyal (野菜のココナッツ蒸し炒め)、kootu (豆野菜のココナッツ煮)、vendakkai mandi (米のとぎ汁を使ったオクラの煮物)。オクラのおかずはメニューに載ってないやん(笑)。
avial (野菜のココナッツヨーグルト煮)。基本的にはケーララのは汁気がなくて、タミルのスタイルは汁気があると考えているが、これは汁気なしタイプだった。
kara kuzhambu / puli kuzhambu (タマリンド・カリー)。最近では日本でもこれを提供するお店が出てきて嬉しい。個人的には meals の要になるのではないかと思っている。
appalam (豆粉薄煎餅) と ulundu vadai / medu vadai (ウラド豆ペースト揚げ)。
sambar (豆野菜カリー)。
rasam (スパイシー・サワー・スープ) や vaazhai pazham (バナナ)、sadam: basmati rice、デザート類を含めた全景をご査収下さい。
大きなバナナリーフと Murgesh さんの相変わらずの濃厚接客でテンションが上がり、思わず手食でスタート。自分は vaazhai pazham はデザートにせず、皮を剥いてちぎって潰しておかずの一つとして混ぜながら食べた。
素晴しいミールス!
おかずが全部美味しいし、混ぜても抜群。thayir (ヨーグルト) や achar (漬物) があったらなお良いのだけれど、贅沢は言わないことにしよう。
Murgesh さんに肩を抱かれ、ライスとおかずのお代わりを大量に盛られて、12時間経ってもお腹が空かない(笑)。
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〆は paal paniyaram (豆粉ペーストの揚げ玉ミルク) と rose milk falooda (ローズミルクのデザート)。
白い方は、入口看板のメニューには paal kozhukattai とあり、Murgesh さんの facebook だと palbalagaram となっているが、多分 paal paniyaram だと思う。
全て撹拌された状態で提供される falooda には sabudana (タピオカ)、basil seeds、及び麺的なものもたっぷり確認された。
お代わりの量がすさまじかったため、時間はかかったがなんとか完食。ふう~っ。
お会計を済ませ、PASS PASS (口臭消し) をもらって帰ろうとすると、Murgesh さんがニヤニヤして「パーン、ヤル?」と、betel leaf を見せながら言ってきたが、ビビりなので今回は遠慮しておいた。嗜好品というか何というか、あれ一体何を巻いてるんだろうか?というわけで、次回のスペシャルも逃さないようにしなきゃ。
ごちそうさま。
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