普段、乗り物酔いはしないほうなのですが、旅行では必ず予防と対策をするようになりました。
特に海外旅行では、途上国の舗装されてないガタガタの山道での長距離ドライブ。スタビライザーもない小型フェリーで孤島に行ったとき。いずれも大変なことになりまして……。懲り懲りです。
旅行先に、特に海外旅行に持っていく酔い止め薬のおすすめの選び方と、注意点をまとめました。
①子どもでも飲めるか
日頃あまり酔い止めを使っていないと、急に旅先や海外で飲んで身体に合うのか、ちょっと不安ですよね。そこで、子どもでも飲める成分が強すぎない薬を選ぶのがおすすめです。
強い酔い止めは1日1錠のみ服用するものが多いのですが、子どもでも飲めるタイプは1日2錠までとなっていることが多いのも特長。例えば、予防として乗車前に1錠を飲んで、もし酔いそうになったら追加でもう1錠……と、状況や体調に応じて調整しながら使用できます。
ぶどう味やグレープフルーツ味など、まるでキャンディやタブレットのようなタイプは特に取り入れやすいです。いざというときは子どもやシニアなど、広い世代の同行者にもシェアしやすいのもポイントですね。
②水無しで飲めるか
旅行先では、手軽に薬を服用できることは重要です。道中、思ったよりもウォーターボトルの水が不足することもありますし、舗装されていないガタガタで曲がりくねった山道の移動では、移動中に水筒を口につけるのさえ大変な状況もあります。
そのため酔い止め薬は水の要らない、口の中で溶かすチュアブルタイプがおすすめ。さっと口に入れて、ミントタブレットのような感覚で手軽に服用できます。
③酔ってからも効くか
旅行先では朝の出発が早かったり、スーツケースや貴重品を整理したりと、何かとバタバタしますよね。出発して乗り物が揺れ始めてから、酔い止めを飲み忘れていた!と気が付く…なんてことがあるのも仕方のないこと。
おすすめは、酔ってからでも効くタイプを選ぶことです。旅行用の薬ケースなどだけでなく、財布の小銭入れなどに分散して入れておき、ぜひ携帯しましょう。
④切り離してもわかるか
地味ながらも重要なポイントです。旅行用の薬ケースに、風邪薬、頭痛薬など複数の薬を、かさばらないように箱から出して切り離して、小さくまとめている方も多いのでは?
すると久しぶりの旅行の際、どれがなんの薬だったか全くわからなくなることも。ほとんどが白い錠剤で銀色の包装で、似てるので困るのです。
そこで、箱から出して飲みきり分に切り離しても、包装や裏などに薬の名前がわかりやすく印字されているものがおすすめです。
いざというときに、どれが何の薬か確信が持てないのは致命的です。ラベルをつけたりする時間や手間も省きたいですね。
以上のポイントをすべてカバーしていて使いやすく、最近の海外旅行でも使用した酔い止めがこちら。テライザー錠ハイです。
おすすめ
副作用に注意!
もちろん医薬品ですから、注意点をよく読んで使いましょう。特に注意すべきなのが、副作用として眠くなるという点です。運転する人はNGです。
実体験として、服用していたおかげか海外旅行の長距離ドライブでは酔わないで済みましたが、助手席で絶景を横目にほとんどウトウトしていました。長距離フライトの疲れや時差ボケも出るので、なおさら眠くなりますね。
それでも、過去に海外でトラウマ並みの経験があるので、ウトウトしちゃうほうがずっとマシです。。。
イギリスからアイルランドの船旅で具合が悪くなったときは、現地に売っているFisherman's Friend(フィッシャーマンズフレンド)という酔い止めのタブレットを友人からもらいました(白いオリジナル版)。味はというと……願わくば、人生でもう2度と口に入れたくないです。
ちなみに英語では、乗り物酔いはMotion Sickness(モーション・シックネス)、船酔いはSeasickness(シー・シックネス)と言います。
Fisherman's Friend(フィッシャーマンズフレンド)は要るか?と聞かれたら、日本から連れてきたフレンド(薬)があるから要らないと、ぜひ答えてください!