買い替えタイミング
長年愛用してきたルンバですが、カタカタと騒音が大きくなり、さらにエッジクリーニングブラシが折れたため寿命がきたと感じ、本体ごと買い替えることに。
さまざまなレビューや口コミ評価を参考に、ロボット掃除機2台目として最終的に選んだのがLefant M210です。決め手となったポイントは主に3つあります。
①小型で低価格
ルンバ691の性能に不満はありませんでしたが、サイズが大きい(直径34cm x 高さ9.2cm)ことが最も気になっていました。カラーもカッコいいと思ってブラックにしたせいか、狭い部屋には威圧感が…。次はよりコンパクトで、カラーはホワイトにしたいと考えていました。
またここ数年、ロボット掃除機市場は競争が激しいので、高性能化かつ低価格化が年々進んでいます。親戚の家で、6年前のルンバよりもずっと低価格なロボット掃除機が、性能も十分なのを目の当たりにしてショックを受けました。そのため、次は低価格で性能はそれなりのものを探すことに。
Lefant M210は一万円少しと低価格で、サイズはひと回り小さい直径28cm x 厚さ7cm。「小型」「低価格」「薄型」などのキーワードで調べたとき口コミで高評価だったので検討を始めました。その後、気になっていたホワイトの購入に至りました。
②ローラーなしの吸風口設計
Lefant M210を選んだ決め手となったのが、口コミで絶賛されていたローラーがないという点です。吸風口設計は衝撃的でした。
というのも、これまでのルンバは髪の毛がローラーに絡まりやすいので、ゴミ捨てのときには毎度ハサミでカットしていました。この手間は、すべてのロボット掃除機がそういうもので仕方がないことだと思い込んでいました。
髪の毛がある程度の長さのある人や、毛の長いペットを飼っている人には、ローラーなしという新しい選択肢があるなんて知りませんでした。
③アレクサに対応
ルンバで気に入っていたのがアレクサ連携機能でした。アレクサに掃除を言いつける(?)だけでルンバが動き出すのは、魔法使いのような気分で爽快でした。日々の生活の一部になっていたので、ここは外せない機能面でした。
調べてみたらルンバに限らず、Lefant M210もアレクサに対応していることがわかりました。
実体験レビュー
実際に2か月使用してみました。設定はわかりやすくて簡単です。使用感は、期待したとおり小型で邪魔にならず、必要最低限の機能があります。ミニマルな使い心地に大変満足です。「アレクサ、ロボット掃除機を開始して」のひと声で操作もできています。コスパを考えると感動してしまうレベル!
とにかくメンテナンスしやすい!
期待以上で驚いたのは、メンテナンスのしやすさです。髪の毛がローラーに絡まらないのが、こんなに楽だとは! 絡まった髪をハサミでカットしたり、ビニール手袋をして子犬1匹かと思うほどの毛をむしり取ったりする必要はもうなくなりました。ポンッと蓋をあけて、髪の毛もホコリも即座に捨てられます。
それと、これは使いはじめてから気がついたのですが、フィルター掃除用のブラシが台と一体化しているのが素晴らしいです。
ルンバにもブラシは付属していましたが、箱のなかに入れて保管していたので取り出すのが面倒で、ときどきしかブラシで掃除しませんでした。Lefantはデザインが使う側、しかもズボラなタイプに合わせてあると感じます。
デメリットは想定内
ただし、音がルンバよりうるさいと感じます。口コミでは、音は気にならない程度だと書いてあったので意外でした。これはルンバに慣れていたから比較の問題で、個人的な感覚だと思われます。徐々に慣れてきましたが、なるべく外出時に稼働するようにしています。
もうひとつ少し気になるのは、ルンバよりマッピングなどの精度が落ちるせいなのか、アレ…?という掃除残しがときどきあります。ホコリがぽつりと意外なところに残されていたりします。
そもそも低価格なのでこんなものかなと思い、もう一周稼働させています。似たような声がレビューにも複数あり、読んでおいたので想定内でした。
最新価格をチェック
シンプルでエコな生活を心がけていますが、家電についてはある程度の期間で買い替えたほうがむしろエコということもあります。
かつてインドを放浪していた、旅仲間の知人の話です。彼は古い家電を何十年も大切に使っていました。しかし、なんと家電の古いコードが原因で火事になってご自宅が半焼してしまいました。ご本人もご家族もご無事だったのが不幸中の幸いです。
古いものは大切で美しいですが、古い家電は買い替えましょう。
コスパ最強