「この子だけを見て育ててね」
という先生の言葉は、
子供が小学生になっても、
中学生になっても、
高校生の終わりが近づいていても
大切なアドバイスに変わる事はありませんでした。
答えは、今なら分かる。
その子に大切な支援は結局シンプルなのだから、
直球のアドバイスもそれに応じてシンプルになる。
当時、もっとあるのかな?と欲を書いて
色々と勉強してきたし、与えようとしたり
それはみんな間違えではないけど、意味にも変わった。
しかし、それぞれ違ったのは
その年齢的な周囲的な時代の変わりの中で
子供の興味や特徴も変わるからだけの話。
結局そうなの。息子は地球上に一人しかいないし
私もたった一人の母親でしかいない。
たまたま、彼は幸運にも私以外の大人達から守られてきたし
可愛がられてきただけど。
手帳が、成人手帳になった時に
最後に話をした心理士により私の先生からもらった言葉が
どれだけ大きな物なのかを再度確認する事ができました。
困った事はありますか?と聞かれた時に
「私はこの子だけをみて育ててねというアドバイスを
そのまんま受け入れて育児してきたので
日々出来る事が出来て驚いています。
たまに手をかける事はあっても、その気持ちや理由を
本人が教えてくれてたので、困った事は無かったです」
と、返答した時に心理士から穏やかな環境で育ったのが
この子から伺えると言われたのですよ。
今、うちの会社には留学生がいるから何となくわかるのです。
留学生は、日本語のヒアリングが難しいから日本語にも貧しい。
でも、いちいちそれを突っ込むと日本語を話すのが恐くなる。
それと同じく、息子も言葉や行動に関しても
息子に応じて受け答えしてきたので間違えても下手でも
気にしなくなるのです。
その気にされない環境が息子は怯えずに自信もって歩んできた。
そういう事だったんだね。
「この子だけを見て育ててね」 ってのは
これからもずっと続くと思う。
今小さい子の子育てをしている親御さんには
こういう言葉というのは貰えるのかな?
それとも、ハラスメントになってしまうので禁句なのかな?
分からないけど、どの親にも一度は時代が変わっても
貰って欲しい言葉だなと、18歳になり思いました。
成人になるのが寂しいよ。



