キュリアスの本棚 -5ページ目

京極夏彦、読み過ぎで、頭痛!!

Amazonのユーズドで、買い込んだ本が大量に届き、活字切れが当分起きそうにないという幸せな状況。

でも、京極夏彦のぶあつーーい本を続けて、3冊くらい読んだら、眼から首、そして頭痛 !!
最悪のパターンです。

時折、ひたすら読み続け、このパターンに陥ってしまうcurios。
でも、ほどほどって難しいですよね。

そこで、肝心の感想です。
「豆腐小僧」は、どーなんだろう?!
哲学的 ? とも言える、問答の繰り返し・・。
ちょっとめんどくさかったです。
中一の男の子は、ぎゃははは、笑いながら読んでいました。

「巷説百物語」は、素直に面白く読んでいます。

「京極堂」も読み始めたのですが、夢見が悪そう ?!
一気に読んで、読み終わってから眠った方が良さそうですね。

NO25 「嘘つきアーニャの真っ赤な真実」



小学4年生、日本人マリは、プラハのソビエト学校に在籍していた。
仲良しだった3人の少女、リッツァ、アーニャ、ヤスミンカ。
男の子との駆け引きにたけたリッツァ。
嘘つきアーニャは、憎めないキャラクターで、みんなに受け入れなれていた。
優等生ヤスミンカは、ユーゴスラビア人。

30年後、マリは、3人の友だちと再会を果たす。

冷戦時代、ユーゴスラビアのソビエト学校には、東欧のいろいろな国の子どもたちが在籍していた。
一般的な日本人が、知り得ない場所。その生活感。

おとなになったマリが、子どもの頃の思い出とともに、彼女たちを訪れ、今に至るまでをレポートする。

一人一人の女性の生き方にも、関心を持てるし、それと同時に、イデオロギーが人にどのように影響を与えるのかも興味深い。

わたしも、20代に、アメリカ、カナダに住む日系人を訪ねた旅をしたことがあります。
その3 ヶ月の間に、いろいろな場所をおとすれ、話を聞き、日米の近代史を体で学びました。

人それぞれの個性より強く、時代と、住む場所が人を変えていくのだろうということも、西海岸と東海岸の日系一世の集団を見て感じました。

ストーリーの中に、子どもに読ませにくいものがあるので、勧められませんが、ぜひ、自分で見つけて読める日がくればと思っています。

NO24 「博士の愛した数式」 小川洋子



私は、子どもの時からの本好きですが、数学も好きです。
といっても、数学全般ではなく、ユークリット幾何。
中学の時、すっかりはまってしまいました。
京大生に家庭教師になってもらい数学を習っていたのですが、二人で、受験にはまったく役に立たない、幾何の世界で遊んでいました。
幾何は、ひらめきなので、場合によっては、中学生の私の方が、先にヒントをつかむこともあります。
数学の雑誌の問題をいじくり回していた時間が懐かしいです。

前置きが長くなりましたが、そんな私にとって、すごく楽しく読めた本です。

80分しか記憶を持つことができないと言う老数学者。
そこに通う家政婦と、その息子。
3人が紡ぐ不思議な人間関係。

記憶が一貫していなくても、人格の統一性はあり、この老数学者は、ハンディキャッパーでありながらも、尊敬に値する人物として描かれています。

小学生の息子は、「いい話だった」と、割とさらっと読みおえたのですが、中学生の娘は、旅行に持っていった先で読み終え、夜、大号泣しました。
本の虫の娘なのですが、わりと軽めの本ばかり読んでいるので、しっかりした本にも出会ってもらいたいと思っていました。

「でも、悲しすぎる。私は、本の世界でいろいろ楽しみたいの」

そうだよね。
自分のペースで、かってききまに、本と出会っていくのが一番かも・・。

でも、この本は、ぜひ、小中学生に読んで欲しいと思います。
数学が好きになるきっかけになってくれるきがします。

1円の本!!

Amazonに、お買い物に行って、ユーズドの本を見てみたのですが、びっくりしました。

なんと、本の価格が1円だったり、2円だったりしているのです。
1円で買えるってどういう事????

買ってみました。
それも何冊も。

届きました。
きれいな本です。
これでしばらくは、活字切れで苦しむ事態は避けられそうです。

わが家では、月に2回は、車で片道40分くらいかけて、Book Offに出かけます。
探す楽しみもあるのですが、インターネットでこんなに安く手にはいるなら、Amazonで探してもいいかもしれません。

私は、新刊も、買うので、アマゾンも毎月結構使っています。
これからは、ユーズドも見てみようと思いました。

世の中便利になったもんだ。

本を読みながらお風呂に

わたしは、毎晩本を持ってお風呂に入ります。

お風呂のふたを半分テーブルのようにして、その上に牛乳パックを開いたものを載せ、その上にフェイスタオルにくるんだ本をのせて、のんびりゆっくり読書タイムです。

以前は、お風呂に連れて行くことで、本をだいぶ、ふやかしてしまいましたが、このタオルで包む作戦にしてからは、あまりふやけません。

大事にしたい単行本は抵抗がありますが、文庫だったら、どれでも持って入ります。

ここでどれだけ読んでも、ベットに入ったらまた違う本が読みたくなります。
30代の頃は、読み途中で眠ることができず、読み終えてから眠っていましたが、この頃は、途中でバタンと寝てしまいます。

電気を付けたままだと、娘が夜中に消してくれます。

NO23 「ごろはちだいみょうじん」中川正文

これは、表紙の画像が無くて残念。
私の大好きな梶山俊夫さんがおかきになっている絵本です。

ごろはちは、いたずらずきなたぬき。
婚礼の夜、酔っぱらいのおじさんから折り詰めを頂戴したり、お寺のごいんさんがお経を上げるののじゃまをしたり・・。
でも、折り詰めのお礼に山の幸を届けるなど礼儀正しいところもある。

村人たちは、「てんご」されてはこまるとほこらにあぶらげを上げてお参りしたりしている。
ごろはちは、あぶらげ喜ぶんはきつねやろ、たぬきは、てんごはしても、きつねみたいに、ばけたりせーへんで、とおかんむり。

そんなある日、この村に線路が引かれ、「汽車」ゆうもんが来るという。
村人総出で、おめかしして駅に集まってきたが・・・、

この話は、泣けます。
ほんとにいい話なんです。
私は、ごんぎつねより、しみじみすると思います。

関西弁も面白く、いぜん子どもの小学校に行き読み聞かせをしましたが、すごく受けましたよ。
あまりメジャーじゃない一冊ですが、ぜひ、ご一読下さい。

NO22 「ひとまねこざる」  H.A.レイ



おさるのジョージは、世界中の人気者。
Tシャツや、お弁当箱にもなっていますよね。

アメリカでは、「キュリアスジョージ」とよばれています。
わたしのキュリアスというバンドルと同じ、好奇心いっぱい!! な、ジョージ君です。

このシリーズは7冊ありますが、これは2冊目。
アフリカで黄色い帽子のおじさんに出会って、アメリカの動物園にいたジョージですが、町に出かけて、いろいろなトラブルを起こします。

その冒険の一つ一つが子どもたちには大受け。
失敗しても、誰からも愛されるジョージにみんな感情移入しますよね。

他にも、サーカスに入団したり、病院に入院したり、ジョージの行くところいつも事件が待ちかまえています。

古き良きアメリカの町並みや、生活ぶりもうかがえて、わたしの大のお気に入りです。

NO21「すいかのたね」 さとうわきこ



この絵本は、人気のばばばーちゃんシリーズの中の一冊です。

ある日、ばばばーちゃんは、すいかのたねを庭にまきます。
それを見ていたいぬが、何かいいものかくしたに違いないと掘り返しますが、すいかのたねを見つけて、「なぁーんだ、すいかのたねか」とがっかり・・。それをみていたねこもまた、何かいいもの隠したんじゃないかと掘り返します。・・・、またまた、それを見ていたばばばーちゃんも掘り返して「なーんだ、つまらん、すいかのたねじゃないか」とがっかり。

それを聞いたすいかのたねは、「なんだって!!、なんだとか、つまらんとかいいくさって!!」と、激怒。
でも、ばーちゃんは「あんたがさつさと芽を出さないからこんなことになるんだよ」と逆ギレ。

すいかと、ばばばーちゃんとの掛け合いがとても面白く、読み聞かせにぴったり。
こどもたち、みんな大笑いしますよ。

NO20 「後巷説百物語」 京極夏彦



この作品は、直木賞受賞作品です。
私は、この前の一、二巻にあたる巷説百物語を読まずにここから読んだので、最初ちょっととまどいました。
また、まどろっこしく感じたりもしました。
でも、独自の世界観は強烈で、ぐんぐん引き込まれていきました。

安倍清明ものも好きで、妖怪好きな私。

妖怪の住んでいた頃の日本、闇夜があり、ろうそくの火で明かりをとって生活していた人々が、心の中の魔物を外に映し出す事って今よりよほど容易なことだったと思います。

飢えた人が人肉を食べ山姥になりはてたりっていうこと、きっとあったんだろうなぁ・・・。

異次元をリアルに作り込む文体に惚れてしまいました。
まだまだ、これから読めるのが楽しみです。

NO19 「沙門空海唐の国にて鬼と宴す」 夢枕漠



これは、結構読みでのある本です。
全4巻。
でも、面白くって、どんどん読めてしまいます。

私は、以前から、空海のこと、気になっていたので、堪能しました。
空海という人は、遣唐使として、最澄と同時期に唐にわたるのですが、最澄が、国費で留学したばりばりのエリートなのに比べ、自費留学しました。

莫大な資金をどこから調達したかも???
錬金術師だったという説もあり、鉱山の発掘などで資金を作ったのかもしれません。

空海は、密教を学ぶのですが、この密教、チベットで生まれ中国で完成された教えです。
その全てを空海は、1年という短期に学び尽くし、その教えの後継者となり教典などの宝物をみんな日本に持ち帰ってきます。

この一年を物語として書いたこの本ですが、白楽天、李白、楊貴妃など有名どころがたくさん出てきてワクワクドキドキのストーリーです。

17年かけて書いたとのことですが、数日でよんでしまってごめんなさい。
これからも、何回も読みたいと思っています。