はじめてのポヤデー(満月祭)蓮の花と女性たちの優しさに癒されて | Ayako`s Today 〜旅して祈って人に癒される〜

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湘南在住・40代夫婦と2歳の娘と3人暮らし

 

スリランカに来てからはじめて、満月の日を迎えました。

全ての公共機関が休みになり、スリランカ人の仏教徒の方々はお寺にお参りにいく日です。白い服をきて家族で歩く姿に、最初は驚きました。

 

何も知らずに来た観光客の方々は驚かれると思います。

この日はお酒を買うことができません!

 

リカーショップも閉まり、スーパーもお酒のコーナーは閉鎖です。

朝から街は静まり返り、バスの本数も少なくスリーウィラーを捕まえるのも難しくなります。こういう日はお寺にいくのが一番です。

 

私も慣れてきた頃には白のシャツやワンピースを着て、蓮の花をお寺の前で購入してからお参りをしたものです。

 

”祈り”ということがどれだけ大切なことかスリランカ人から教えてもらって気がします。

宗教という言葉に疎い私からすると、敬虔な仏教徒の祈りの姿勢はすごいです。

リランカに住んでいつも出会うスリランカ人に聞かれること

『あなたは仏教徒ですか?』この質問がストレートで最初のうちは動揺しました

『私は日本人なので仏教と神道がミックスされているものを信じています』

そう伝えると不思議そうに、あなたたちの仏教は私たちと少し違うのかもしれませんねとキレイな笑顔を見せてくれます。

 

 

<2016.12.26 ガンガラーマテンプルの前で蓮の花を売る女性たち>

 

この日はお寺の前で蓮の花を買う女性達に会い、私たちについてきなさいと一緒にお参りした。自分たちが買った蓮の花びらをわたしの手の上にのせ、祭壇に祈りとともに置いてくださいと告げた。その行為があまりに美しくて私は魅せられた。

 

その美しい笑顔に癒されて、心から笑うその目のキレイさに魅せられて。

特にガンガラヤーマの菩提樹の木の下で祈るスリランカ人の姿は美しいですよ。

観光で来られた方はこの日は静かに過すのもいいかもしれません。

なかなかない経験なので。

 

Ayako