主人がデング熱と判明して2日目。
高熱が続くなか食欲はあるので安心!!
朝食は炊飯器でご飯を炊き、いつも通りのゴツコラサラダとお味噌汁と野菜炒め。普通に平らげてた。シャワーを浴びた主人が背中が凄いことになってると見せてくれた、、、(蕁麻疹が背中全体に出た様な感じ、、、)
”発疹が背中じゅうに広がっていてよく見たら四肢にも広がっていた”
幸いメディケア(医療機関)も私たちの宿泊先から近かったので移動距離が短く助かった。(少し動くのも体力を使う様で辛そう。)
病院につくとすぐに採血。
なかなか採血ルームから出てこない!
長いなーと覗いてみると主人が疲れ切った表情でこちらを見た。
だいぶ経ち採血ルームから出てきた『なかなか採血する場所が見つからず、5回も採血された』とイラついていたが怒る力があることに安心した。(スリランカだからこうなるのではなく、彼は血管が細いからいつも採血は大変な時がある様だ)
熱と脱力感、そして目の奥の痛みに疲れ果てている主人をスリーウィラーに乗せて帰った。
帰り道にパン屋により、いくつか買って帰ったものも全て食べていたので安心した。(何しろデング熱には特効薬がないから、食べること栄養つけること大切!!)
大学にはデングになって出勤できないと伝えてもらい、同僚から心温まるメッセージももらった。
今日の採血で血小板の値はそこまで下がっていないので、入院するほどではないといってもらい一安心。
ここからは面会謝絶なのでホテル隔離に入りました。
夕飯は日本から持参した炊飯器が大活躍。(海外に住むなら日本から持参するのをオススメします。お米は日本人とって重要で、体調悪い時など、おかゆが作れるのも最高な理由です。スリランカもニュージーランドも持参しています。)
ホテルからスリーウィラーに炊飯器と乗りホステルに向かう。ご飯を炊飯器やタッパに入れてまたスリーウィラーで帰る。この往復が始まった。
<写真は主人ですが、わたしはこの炊飯器を持ちスリーウィラーで料理ができるホステルまで往復したのでした>
体調が悪いときは日本食に限ると日本から食材をたくさん持ってきたのが幸いだ。
もし、入院となったら私も24時間看護で付き添うしかない。
デングになって入院した人の話があまりにも壮絶でそれだけは避けたいと願った。(全く眠れない!夜中に採血やら血圧を測りに別々に1時間ごとにくる。病院食はカレーが基本。)
しかーし!明日から毎日、病院に通い数値次第では入院の可能性もあると。
一瞬、日本に帰って静養もありかと思ったが、なんとか乗り切るしかないとスリーウィラーに揺ら炊飯器を抱え私はそう思った。そして、炊飯器をバッグのように持つ自分にも笑えてきて、スリーウィラーの運転手は何もツッコミを入れてこない。なんて楽な国なんだ。
何しろ今は完治するのが目標だから、そこに集中とばかりにある日は炊飯器を持ちながら街を歩いてしまった。今思えば本当に面白い。
どこかから底力が湧いてきて、突然コロンボの街を力強く歩ける様になっていた自分にも驚きたくさんいる野犬も気にならなくなったそんな時期だった。
早く完治してほしい!
入院になりません様に。
Ayako