04/October/2025
昨年10月のイギリス旅行で訪れたグロスターでは、前の投稿のビアトリクス・ポターの物語「グロスターの仕立て屋」のお店に行った後、すぐ近くにあるグロスター大聖堂を訪れた。この大聖堂は、映画『ハリー・ポッター』シリーズのロケ地としても知られていて、自分もそのロケ地を見たいと思いに立ち寄った。
仕立て屋のお店の建物の一部となっている、St. Michael's Gateという門をくぐり抜けて歩いていくと、すぐ目の前に大聖堂が現れた。この門は、かつては大聖堂に安置されたエドワード2世のお墓を詣でる巡礼者が通っていた巡礼の道だったそう。
(St. Michael's Gateの写真)
この大聖堂の歴史はおよそ1400年前に遡る。入手したパンフレットによると、かつてはSt Peter's Abbeyという修道院だったそうで、建物の中には修道院の歴史の名残がある場所もあった。大聖堂には暗殺されたエドワード2世の聖廟が安置されている。また、1536年にヘンリー八世による修道院の解散の後、大聖堂として再建されたという。
(グロスター大聖堂)
大聖堂の中に入ると、10月なのでハロウィンの飾りがあり、この日は土曜日で、地元のイベントが開催されていて人が沢山集っていた。
入場料というものはないが、受付には寄付箱が置いてあったり、パンフレットを売っていたので、お目当てのハリー・ポッターのロケに使われた回廊の詳細が書かれたパンフレットを購入した。5ポンドくらいだった。
(回廊のパンフレット)
その後、さっそく回廊へ向かうと、回廊の入り口付近には解説モニターが設置されていた。来場者のなかには、ハリー・ポッターのホグワーツ魔法学校のコスチュームのようなマントを羽織った子どもや学生くらい年の子を見かけた。
この日は、先に仕立て屋のお店を訪ねて、メインの目的を果たしすっかり満足していたせいか(それと、前日のロンドンからの移動でちょっと疲れ気味だった)、英語のパンフレットをろくに読みもせずに、写真を撮りながら回廊を歩き始めてしまった。ホテルに戻ってからこのパンフレットを見たら、ハリー・ポッターのロケ地の詳しい位置が書かれていたのだった。でもとりあえず、回廊に行ったということで、目的は果たした!良しとしようと思った。
(注:これから大聖堂を訪ねるハリー・ポッターファンの皆さんは、受付で回廊のパンフレットを入手して、どの映画のどのシーンをどこで撮影したかを確認してから回廊に見学するのがおすすめかも。)
ハリー・ポッターのロケ場所を紹介するページには、映画の第1作『Harry Potter and the Philosopher’s Stone』(賢者の石)、第2作『Harry Potter and the Chamber of Secrets 』(秘密の部屋)、第6作『Harry Potter and the Half Blood Prince』(謎のプリンス)で、ホグワーツ魔法学校の廊下としてこの回廊の映像が出てきたと書いてある。例えば、グリフィンドール寮の談話室への入り口や、『謎のプリンス』で新学期にハリーとロンが扉の横にある石のベンチの上に立っていた場所とか、『賢者の石』で学校内にトロールが現れたときにグリフィンドール寮生たちが中庭から屋内に入ったときの扉など。最初にこれらを把握して、それぞれの場所を探して周るのも楽しいかも。
(回廊の入り口付近にあったきれいなステンドグラスの窓と案内モニター)
(この場所は、むかし修道士たちが手や身体を洗うために使った洗い場跡だという。映画『ハリー・ポッターと賢者の石』ではトロールが女子トイレを破壊した場所として、この回廊に沿って歩いていて、ハリーとロンがここにある柱の陰に隠れていたという。)
(回廊に囲まれた中庭)
(回廊の突き当りに見えた美しいステンドグラス)
回廊を一通り歩いた後は、大聖堂のウェブサイトで見た、Monk's Kitchenというカフェに立ち寄ったが、お昼時だったために超満員で列もできていた(それほど広くないカフェだった)。いったんあきらめて、大聖堂の別の場所を見学することにして、また大聖堂の方へ戻ると、合唱の歌声が聞こえてきて、どうやら地域の合唱団の発表会みたいな催しをしていたのだった。
大聖堂の内陣から合唱グループの歌声が響く中、脇の通路を歩いて、クワイヤ(聖歌隊席)の方を見学した。そちらでは見学者はそれほどいなくて、ゆっくり観れた。
(クワイヤ/聖歌隊席)
(鷲を象った聖書朗読台)
(1953年の女王エリザベス2世の戴冠式などで使われた十字架)
その後、またMonk's Cafeに行ってみたら、お客さんの列も少なく、座席も空いていたので休憩することにした。
しっかりランチにしようと思ったが、ランチを食べるといつもお腹いっぱいになってしまい、おやつのスイーツを食べられないので、ここはあえて甘い物にしておこうと、アップルクランブル?のようなものを頼んだ。見た目が生焼け?っぽいが、そのままサーブされたので、これでいいのか?と思いつつ食べていた。
まったりしているとスタッフの人が来て、混んでいるので相席を頼まれ、高齢女性と相席になり、しばし会話をすることになった。女性はSoup of the day(本日のスープ)を注文していた。ここのスープはいつも美味しいのよ!と言っていて、たしかに美味しそうだった。私もスープにすればよかったなと思いつつ話を聞いていた。なんでも合唱グループにいる友達の発表会を見に来たそうで、以前は自分で車を運転していたけど、高齢で運転できなくなり、バスで来たとか。そして、先日コロナワクチン打ってきたと言う話になり、ご主人がコロナ禍に脳卒中で入院してしまい、その入院中にコロナに感染して亡くなったという。その時はショックで落ち込んでいたが、その後ほどなくして、娘さんに子供が生まれて、今はそのお孫さんに会うのが楽しみだとか。スマホを取り出してお孫さんの写真を見せてくれた。私は何か言わないとと思い、思わず、she's adorable!とコメントした(笑)。その後、会話が途切れたので、私は先に大聖堂のショップで買ったきれいなクリスマスカードとグロスター大聖堂が描かれたボーブル(クリスマスツリーに飾る丸い飾り物)を見せたら、「私もチャリティ商品を買うのが好きだ、寄付になるので~」と言っていた。
(大聖堂のショップはすでにクリスマスグッズが並んでいた)
(上の写真: 大聖堂で入手したクリスマスカードとボーブル)













































































