Have a cup of tea

Have a cup of tea

主に英国に関する出来事を記録しています

去る1月末にリリースされた、Kula Shaker(クーラシェイカー)の新譜『Wormslayer』(ワームスレイヤー

)。

今回も日本盤が欲しいと思っていたので、発売日の数日前くらいにチェックしたらAmazonで販売することを知り慌てて予約購入した。そして、発売日当日にアルバムが届いた(さすが日本盤!)。HMVでの購入も考えたけど、サービスポイントの大きさにつられてAmazonで注文してしまった。

 

 

 

 

このアルバムに収録されている曲の数曲は、昨年春頃から年末くらいにかけて、シングルカットとしてミュージックビデオなどで公開されていた。数ヶ月ごとに新曲が出るので、その勢いのあまり、アルバム発売日までに全曲公開してしまうのではないか?と思ったほどだったが(笑)、全曲は公開されず、アルバム発売日が来た。

 

日本盤は、前作同様、音楽ライターによるライナーノーツ、歌詞の日本語訳、そしてクリスピアンの各曲解説付き。自分が長年好きな海外バンドのアルバムといえば、日本盤がリリースされることが少なくなってきた昨今、日本盤が入手できるのは嬉しい。日本盤リリースが可能なのは、おそらくアーティスト側のレーベルと国内のレコード会社との関係によるものなのか?詳しくはわからないが、他のお気に入り海外バンドやアーティストは輸入盤しか入手できないことも多いので、日本盤が出ているうちはまだまだ来日公演の可能性は高いのかと希望が持てる。もちろん日本盤がリリースされずとも、来日公演されているバンドやアーティストはいると思うが、そのところってどういう仕組みになっているのか興味津々なんだけれども、やっぱり、プロモーターがバンドやアーティストに声をかけて、アーティスト側がOKだと、来日公演が成立するのか??

 

そしてアルバムリリースと同時くらいに、アルバムタイトルと同名の「Wormslayer」のミュージックビデオが公開された。この曲は7分30秒という大作で、そのMVもさらに長い9分を超える作品。ちょっとしたドラマのエピソードを観ているようで、曲の良さもあって見応えがある。いつの間にかMV日本語字幕バージョンがアップされていた。

サムネイル画像がちょっと強烈なので(映像もちょっと激しい部分はある)、ここではYoutubeのリンクを載せておく→ 「Wormslayer / ワームスレイヤー」

 

MVにはクリスピアンの息子さん二人が出演し、キーボード奏者のジェイ・ダーリントンがコミックショップの店主に扮している。冒頭の店内のシーンでは、クリスピアン息子たちが演じるティーンエージャーの風貌が、どことなくアメリカのドラマ「Stranger Things」のキャラクターを彷彿させたり、コミックショップに至っては「ビッグバンセオリー」を思い出してしまった(えーと、、シェルドン!懐かしい)。このMVは実写とアニメが融合しており、どこかのインタビュー記事でクリスピアンが、日本のアニメへのオマージュを表現していると語っていたが、確かに曲を聴いていたら「Damon Slayer!」って聞こえるな~それって『鬼滅の刃』の英タイトルだったかな?と思って歌詞をチェックしたら、その部分は「Hey Wormslayer!」と書いてあり、自分の聞き間違えだった(笑)。でも発音的にも近いのでそう思ってもいい?

 

日本盤に付いていたクリスピアンの曲解説でもなかなか興味深いことが書いてあり、創造性というかクリエイティビティが奥深く、曲に込められたスピリチャルな側面も見られるようで素晴らしいと思った。楽曲的にもちょっとメロディアスなヘビメタ?チューンで、あまりそちら方面の音楽に興味のない自分でも、映像と合わせて楽しめるが(ワームのところが相変わらず苦手だけど、これは、かのミルズ監督作品に通じるところがある?)、ストーリー性もあって引き込まれる。

映画『ウィキッド 永遠の約束』を観てきた。

これは昨年の今頃公開された、『ウィキッド ふたりの魔女』の続きで後編となる。前編は確か、感動的なシーン「Defying Gravity」を二人の魔女が歌う場面で終わったような記憶があった。


20年くらい前に劇団四季のミュージカルを観たとはいえ、ほとんど覚えていなかったので、後編もストーリーや楽曲も初めて聴くような感覚で新鮮だった。

 

自分的にはより馴染みのあるジュディ・ガーランド主演の映画『オズの魔法使い』のキャラクターがいよいよ登場するのか?というおぼろげな記憶があったが、ドロシーの出番、少なっ!と思った。そして、臆病なライオン、心臓のないブリキの木こりが登場したところで、脳みその無い藁でできた案山子は?と探してしまった。案山子に変身させられてしまったのは・・・というところがちょっとショッキングだった。同時に、なるほど~と納得した(ネタバレになるので、伏せておく)。

 

前編ではクライマックスで大好きな曲が流れ感動して終わったが、後編の楽曲はミュージカルを観たのが1回だけだったし、その後サウンドトラックを聴くでもなく、ほとんど覚えていなかったので、前編ほどは感動はしないだろうな~と、あまり期待せずに観に行ったが、後編のストーリー展開にも引き込まれ、2時間半の上映時間もあっという間だった。元祖版?のドロシーが赤い靴を鳴らしながら唱える象徴的なセリフ「There is no place like a home」のフレーズが入った楽曲をエルファバが歌っていて印象的だった。その曲もちょっとバート・バカラックを思わせるようなメロディーでノスタルジーを感じた。

 

 

 

 

ここからはちょっとネタバレ注意

 

 

 

映画『オズの魔法使い』のビジュアル的な記憶では、西の魔女が竜巻で飛んできた家の下敷きになって死んでしまい、その魔女が履いていた赤い靴をドロシーが履いてエメラルドシティを目指していた気がするが、ウィキッドでは、エルファバの妹が家の下敷きになってしまい、彼女がその靴を履いていたが、その西の魔女には妹がいたという設定は同じだったのか?もう一度昔の映画を見て確認したいと思った。

 

エメラルドシティにつながる黄色いレンガが敷き詰められた道が出て来たら、やっぱりエルトン・ジョンのGoodbye Yellow Brick Road の曲を思い出してしまう。いつぞやのThe Divine Comedyのコンサートの開演前に、会場で流れていたことも思い出した。

 

 

 

そういえば、映画の原題のサブタイル、「For Good」は「永遠の約束」と訳されているが、この英語のフレーズを初めて知ったときのことを思い出した。あれは大人になってからの学生時代、イギリスのカレッジの語学クラスで、タームが終わりに近づき、先生が次のタームの予定を皆に聞いていた時だった。私は、もう日本に帰国すると先生に言ったら、「for good?」と聞かれて、最初意味が解らなかった。それは「(一時帰国でなく)もう永遠に?」という意味だったのだ。そのフレーズを知る前に、中高短大で英語を学び、社会人になってからもイギリス語学留学や英検、TOEIC受験などで英語の勉強を続けていたが、そのフレーズはその時初めて聞いたものだった。その2つの単語のどちらにも「永遠」という意味に想像させるものが全くないと思ったので、forとgoodなんて、中学生で学ぶくらいの簡単な単語が組み合わさってイディオムになると途端にそんな突拍子もない(笑)意味になるなんて!とショックを受けたものだった。以来、「for good」の意味を忘れることはなくなったというエピソードだ。日本人の英語を学習した人たちの中に、この「For Good」の意味がすぐにわかる人がどれだけいるか、ちょっと知りたい気もする。本当に英語の勉強に終わりはないな~と思ったものだ。

 

映画の話に戻るが、シネコンの売店には、ウィキッドのグッズが沢山並んでいた。昨年は映画を観て感動して思わずパンフレットを購入したが、今回はパンフレットもグッズも何も買わなかった。グリンダの持っていたガラスの魔法の杖みたいのもボールペンとして売っていたが、プラスチックなので、ちょっと…という感じだった(笑)。グリンダとエルファバになったキューピー人形もあったりした。小物入れポーチが欲しいと思っていたせいか、きれいな色のポーチに気をそそられたが、自分はもう物を増やしたくないモードに入っているので、よほどのことがない限りグッズを購入したいと思わなくなっている。若い人たちはまだまだキャラクターグッズとか欲しくなるのだろうか?そして、要らなくなったらフリマに出品したりするのかな?などと、野暮なこと考えてしまう年頃になってきた(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昨年10月のイギリス旅行で訪れたグロスター滞在の2日目は、グロスタードックという運河と倉庫のある場所に行く計画を立てた。

 

街なかのホテルに滞在したので、主要な観光スポットに行くのに歩いて10分~くらいのアクセスだったので便利だった。ちなみに、食事なしのホテルだったので、朝食は簡単に、スーパーで買ったスコーンとサービスで置いてあった紅茶をいただいていた。

 

 

前日あたりにイングランドを通過したストームの名残もあってか、晴れていたが少し肌寒い風が吹いていた。

ホテルを出てから、運河に行く途中に、地図に載っていたブラックフライアーズ(BlackFriars)という中世に建てられた修道院跡地に寄ってみた。この名称は、当時ドミニコ会の修道士が黒い外套を身に付けていたため、ブラックフライアーズ(黒い修道士)と呼ばれていたことが由来だという。

13世紀の中世の教会や図書館の建造物の一部が今でも残っているらしかった。

 

 

古い門をくぐって中に入ると、いくつかの建物が連なっていた。入口に受付みたいな人がいたので近寄って見ると、どうやら、その日は結婚式の会場となっていたようで、その受付だった。あら失礼しました‥って感じで、そそくさと外の観られる所だけさっと見て写真を撮って出てきた。

 

 

 

 

上の写真は、回廊(Cloister)の跡だという。説明によると、修道士たちは写真の左側の回廊をから北側の教会へ歩いて行ったそうだ。

 

 

この場所の歴史として、中世に修道院になっていた後、1539年にサー・トーマス・ベルという人がこの修道院の建物を邸宅と倉庫に改築し、18世紀初めには一部の建物を小規模の住宅に分割したり、石工の作業場や馬小屋、麦芽製造所などに使用した。19世紀にも住宅や、シップチャンドラー(Ship’s Chandlers ー 寄港する船に物資や燃料を供給する業者)、印刷会社、Talbots ミネラルウォーター工場に使われていたとか。そして1955年に建設省が建物跡の保存にとりかかったという。

 

昨年10月のイギリス旅行の記事を投稿したいと思いつつ、あるステップが億劫で滞りがち・・。

それは写真の処理だ。

 

旅行中も手持ちのiPhoneで写真を撮影していたが、ブログはパソコンからしか投稿していないので、ブログにアップロードする写真は、iPhoneをパソコンにつないで一度写真をパソコンに保存している。以前はiPhone撮影の写真はjpeg形式で保存され、そのままブログ投稿にスムーズにアップロードできた気がしたが、この半年か1年くらい?パソコンに保存した写真の拡張子がHEICとなっていて、これだとこのブログにアップロードできないのだ。

 

そのため、HEIC画像ファイルをjpegに変換しないといけないのだが、これがパソコンのWindowsに搭載されているフォトアプリだと、どこを探しても一括変換の機能が見つからないため、一枚ずつ選んでサイズと拡張子変換をしなければならない。この写真の選択が面倒くさく感じてしまう。以前はこのステップがなかったので、ブログを書き始めたら、後はフォルダーから写真を選んでアップロードできたが、その前にこの1ステップが加わってしまっただけで、億劫になるとは・・・。億劫に感じるのは大いに歳のせいもあるだろうが、その余分なステップのおかげで、ブログ投稿が後回しになってしまっているのが現状。

 

一括変換の方法を調べると、無料アプリをダウンロードすればできそうなのだが、Windowsフォトアプリでもできるという情報もあったので、書かれているステップを追って試みたが、手順に書いてある機能がなかったりして(Windowsではありがち)、もう少し調べる必要がある。

 

ブログ投稿も以前に比べてスローダウンしてきたかもしれない。スマホから投稿すると写真アップロードも簡単?かもしれないが、スマホストレージの空き容量が少ないので、これ以上アプリを入れたくないし、スマホ画面が小さいので入力キーも小さくてタイプミスしがちでストレスに感じてしまう。引き続きパソコンからの投稿を貫きたいほぼシニアである。

04/October/2025

 

昨年10月のイギリス旅行で訪れたグロスターでは、前の投稿のビアトリクス・ポターの物語「グロスターの仕立て屋」のお店に行った後、すぐ近くにあるグロスター大聖堂を訪れた。この大聖堂は、映画『ハリー・ポッター』シリーズのロケ地としても知られていて、自分もそのロケ地を見たいと思いに立ち寄った。


仕立て屋のお店の建物の一部となっている、St. Michael's Gateという門をくぐり抜けて歩いていくと、すぐ目の前に大聖堂が現れた。この門は、かつては大聖堂に安置されたエドワード2世のお墓を詣でる巡礼者が通っていた巡礼の道だったそう。

 

(St. Michael's Gateの写真)

 

 

この大聖堂の歴史はおよそ1400年前に遡る。入手したパンフレットによると、かつてはSt Peter's Abbeyという修道院だったそうで、建物の中には修道院の歴史の名残がある場所もあった。大聖堂には暗殺されたエドワード2世の聖廟が安置されている。また、1536年にヘンリー八世による修道院の解散の後、大聖堂として再建されたという。

 

(グロスター大聖堂)

 

大聖堂の中に入ると、10月なのでハロウィンの飾りがあり、この日は土曜日で、地元のイベントが開催されていて人が沢山集っていた。

 

 

 

 

入場料というものはないが、受付には寄付箱が置いてあったり、パンフレットを売っていたので、お目当てのハリー・ポッターのロケに使われた回廊の詳細が書かれたパンフレットを購入した。5ポンドくらいだった。

 

(回廊のパンフレット)

 

 

 

 

その後、さっそく回廊へ向かうと、回廊の入り口付近には解説モニターが設置されていた。来場者のなかには、ハリー・ポッターのホグワーツ魔法学校のコスチュームのようなマントを羽織った子どもや学生くらい年の子を見かけた。

 

この日は、先に仕立て屋のお店を訪ねて、メインの目的を果たしすっかり満足していたせいか(それと、前日のロンドンからの移動でちょっと疲れ気味だった)、英語のパンフレットをろくに読みもせずに、写真を撮りながら回廊を歩き始めてしまった。ホテルに戻ってからこのパンフレットを見たら、ハリー・ポッターのロケ地の詳しい位置が書かれていたのだった。でもとりあえず、回廊に行ったということで、目的は果たした!良しとしようと思った。

(注:これから大聖堂を訪ねるハリー・ポッターファンの皆さんは、受付で回廊のパンフレットを入手して、どの映画のどのシーンをどこで撮影したかを確認してから回廊に見学するのがおすすめかも。)

 

ハリー・ポッターのロケ場所を紹介するページには、映画の第1作『Harry Potter and the Philosopher’s Stone』(賢者の石)、第2作『Harry Potter and the Chamber of Secrets 』(秘密の部屋)、第6作『Harry Potter and the Half Blood Prince』(謎のプリンス)で、ホグワーツ魔法学校の廊下としてこの回廊の映像が出てきたと書いてある。例えば、グリフィンドール寮の談話室への入り口や、『謎のプリンス』で新学期にハリーとロンが扉の横にある石のベンチの上に立っていた場所とか、『賢者の石』で学校内にトロールが現れたときにグリフィンドール寮生たちが中庭から屋内に入ったときの扉など。最初にこれらを把握して、それぞれの場所を探して周るのも楽しいかも。

 

 

 

(回廊の入り口付近にあったきれいなステンドグラスの窓と案内モニター)

 

(この場所は、むかし修道士たちが手や身体を洗うために使った洗い場跡だという。映画『ハリー・ポッターと賢者の石』ではトロールが女子トイレを破壊した場所として、この回廊に沿って歩いていて、ハリーとロンがここにある柱の陰に隠れていたという。)

 

(回廊に囲まれた中庭)

 

 

(回廊の突き当りに見えた美しいステンドグラス)

 

 

回廊を一通り歩いた後は、大聖堂のウェブサイトで見た、Monk's Kitchenというカフェに立ち寄ったが、お昼時だったために超満員で列もできていた(それほど広くないカフェだった)。いったんあきらめて、大聖堂の別の場所を見学することにして、また大聖堂の方へ戻ると、合唱の歌声が聞こえてきて、どうやら地域の合唱団の発表会みたいな催しをしていたのだった。

 

大聖堂の内陣から合唱グループの歌声が響く中、脇の通路を歩いて、クワイヤ(聖歌隊席)の方を見学した。そちらでは見学者はそれほどいなくて、ゆっくり観れた。

 

 

(クワイヤ/聖歌隊席)

 

(鷲を象った聖書朗読台)

 

(1953年の女王エリザベス2世の戴冠式などで使われた十字架)

 

その後、またMonk's Cafeに行ってみたら、お客さんの列も少なく、座席も空いていたので休憩することにした。

しっかりランチにしようと思ったが、ランチを食べるといつもお腹いっぱいになってしまい、おやつのスイーツを食べられないので、ここはあえて甘い物にしておこうと、アップルクランブル?のようなものを頼んだ。見た目が生焼け?っぽいが、そのままサーブされたので、これでいいのか?と思いつつ食べていた。

 

 

まったりしているとスタッフの人が来て、混んでいるので相席を頼まれ、高齢女性と相席になり、しばし会話をすることになった。女性はSoup of the day(本日のスープ)を注文していた。ここのスープはいつも美味しいのよ!と言っていて、たしかに美味しそうだった。私もスープにすればよかったなと思いつつ話を聞いていた。なんでも合唱グループにいる友達の発表会を見に来たそうで、以前は自分で車を運転していたけど、高齢で運転できなくなり、バスで来たとか。そして、先日コロナワクチン打ってきたと言う話になり、ご主人がコロナ禍に脳卒中で入院してしまい、その入院中にコロナに感染して亡くなったという。その時はショックで落ち込んでいたが、その後ほどなくして、娘さんに子供が生まれて、今はそのお孫さんに会うのが楽しみだとか。スマホを取り出してお孫さんの写真を見せてくれた。私は何か言わないとと思い、思わず、she's adorable!とコメントした(笑)。その後、会話が途切れたので、私は先に大聖堂のショップで買ったきれいなクリスマスカードとグロスター大聖堂が描かれたボーブル(クリスマスツリーに飾る丸い飾り物)を見せたら、「私もチャリティ商品を買うのが好きだ、寄付になるので~」と言っていた。

 

(大聖堂のショップはすでにクリスマスグッズが並んでいた)

(上の写真: 大聖堂で入手したクリスマスカードとボーブル)