毎年ニュースで、「オペラ座近くの大きなデパートに、クリスマスのデコレーションが飾られました」と報道されると、いっきにクリスマスのムードが高まります。
ギャラリー・ラファイエットとプランタンは、通りに面したショーウィンドウで、それぞれ夢のあるディスプレイを見せてくれるので、子どもはもちろんのこと、大人もうっとりと束の間のクリスマスの夢を楽しめるのがなんともステキ!
私もそんなワクワク、キラキラした気分が味わいたくて、今年も見に行って来ました〜。
ギャラリー・ラファイエットでは、デパートの中のドームの下に毎年、素晴らしい巨大なツリーが登場するので、この時期は写真を撮る人で地上階の化粧品売り場は大混雑です。!
今年は、大きな宇宙服を着たサンタクロースが、宇宙遊泳をしているような演出。
特に今年は、フランス人宇宙飛行士のTomas Pesquet(トマ・ぺスケ)氏が、約200日間宇宙空間で過ごして、ついこの間地球に無事生還されたこともあり、コロナで暗いニュースばかりだったフランスに、明るい話題をもたらしてくれました。
だから今年のクリスマス・デコレーションは、宇宙にまつわることをテーマにしたのかしら???
ちなみにこちらは(↓)去年のツリー。
コロナウイルスの影響で、長い外出制限が出てデパートも大打撃を受けたけれど、幸いクリスマス前には大型商店の営業も解禁になり、またせっかくのクリスマスを明るい気持ちで迎えたいという人々にハッピーな気分をもたらしてくれたツリーでした!
ふと興味をそそられて古い写真を探してみたら、過去何年かのギャラリー・ラファイエットのツリーの写真が見つかったのでご紹介します。
こちら(↓)は2016年のもの。
私がパリに住み始めた年のツリーです。
白いシンプルなデコレーションだったんですね〜。
(ちょっとピンボケなのが残念...。)
そして、こちら(↓)は2017年のもの。
今年や2020年のものと比較すると、やや地味に感じるかも...。
こちら(↓)は、2018年のツリー。
この年から、だいぶカラフルでポップな印象のツリーになってきたのかな?と思わせるデコレーションです。
先週末にはシャンゼリゼのイルミネーションが点灯され、これからいっきにクリスマス・ムードが高まってくるパリ。
(ちなみに去年は、コロナの影響で、シャンゼリゼのイルミネーションは中止されてました。)
今のところ、コロナ感染者数が急増しているというニュースはあるけれど、外出制限などの規制はないとみられています。
つかの間、街中のこうした華やかなクリスマス・デコレーションを目にして、今年を明るい気持ちで締めくくりたい...と誰もが思うのでしょう。
そんな願いが込められた、カラフルな今年のギャラリー・ラファイエットのクリスマス・デコレーションでした。