20240615 収斂進化って面白い #3,698-6 | 人生に新たな選択肢を!~運用と言語化が貢献できること~

人生に新たな選択肢を!~運用と言語化が貢献できること~

結果につながるプロセスはコントロールできるはず。
そのツールとしての「言語化」「マネバラ」の思考記録です。

博物館で哺乳類に関する特別展示を見てきました。

平日とはいえ、やはりそれなりに人は多くて、
待ちきれなくて飛ばした展示もあるのですが、
それでも2時間超、堪能してきました。

その中でも特に面白かったのは収斂進化。

進化とは、
過去から現在に向けて、
どんどん細かく枝わかれしていくような樹形図を
一般にイメージするかと思います。

それは、環境に適応し、生存するため、
独特な存在になることを意味するのでしょう。

一方で、
収斂進化というものもあります。

水中を素早く移動しようとすると
体が流線形になっていくという、
それは哺乳類だろうと、魚類だろうと同じこと。

あるいは、
哺乳類の中でも、
自分の身を守るためという理由で、
全く別の種であっても体毛が棘になるようなこと。

細かく分かれていったはずなのに、
結果的に同じ性質を持ってしまうというのが
なんとも面白い。

人についても同じようなことは言えると思います。

独自性を追求していったつもりが、
結果的に同じようになってしまい、
あるいは、
その結果として最大公約数としての成功方程式が
出来上がるようなこと。

そんなことが、
生物の世界でも、
その一部である人間の世界でも
同じように起きるというところに
興味を抱いてしまいます。

そして、
そんなことを考えさせてくれるからこそ、
それまで知らなかったことを知るのは面白いと
思うわけです。