20240616 分類から統合への回帰 #3,699-6 | 人生に新たな選択肢を!~運用と言語化が貢献できること~

人生に新たな選択肢を!~運用と言語化が貢献できること~

結果につながるプロセスはコントロールできるはず。
そのツールとしての「言語化」「マネバラ」の思考記録です。

人はとかく、分類したがります。

分けて整理するのが大好きです。

まさに科学がそういうものであると
言っていいでしょう。

分類するからこそ
様々なものが整備され、整理されてきました。

整理されることでわかりやすくなるのは
大きな成果なのでしょう。

一方で、
わかりやすくしすぎてるのではないか、
かえって理解から遠ざけているのではないか、
そんなことも思ったりします。

分類とは、
ある目的に沿って分けているわけで、
別の目的、趣旨のもとでは変わって当然です。

そんなわけで、
分類が科学的な見地に立つものであることは
わかっていながら、
そればかりではいけないのではないか、
特に人のあり方、振る舞いにおいては
そればかりではいけないのではないか、
そんなことを思ったりします。

だからこそ、
分類ではなく、統合という考え方も
必要なのではないでしょうか。

そもそも人なんて
そんなにロジカルではない、感情の生き物です。

そして、
分類とは常にロジカルであるのは言うまでもない。

そんな感情の生き物を
ロジカルに分類してどうするというのか。

1人の人の中に
互いに矛盾する要素があって当然だと思うのです。

それらを全体として統合されたものと捉えること。

今の潮流とは反対ではありますが、
そんな見方がをされるときが来てもいいのではないか、
いつか揺り戻しがあるのではないか、
そんなことを思ったりするわけです。