ひとつ前の記事で、断捨離について書きました\(^o^)/捨てる勇気、やめる勇気♪
その続きで、損を見切る勇気について書いてみようかな♪
ワタシは、プロとアマの違いって、損を見切れるかだと思う。
世の中には、いろんな物を収集してるオタクでマニアな方々が沢山いる。
うちの旦那はんも、スポーツ関係のグッツをお店が出せるくらい集めている。
値段がついたまま、一度も袋からだしていないユニフォーム、Tシャツ、帽子、タオルがわんさか。
最初、そのコレクションを見た時は、この人変態って、びっくりしたけど^^
所有することで、自分が満たされる訳で。
それが幸せなら、所有の喜びを満喫すればよし。
但し、置いておくスペースの問題はある。(ワタシはスッキリ断捨離したくて、ウズウズしている!)
うちのダーリンは、スポーツグッツを所有していることで、何の利益も得ていない。
いいのいいの、趣味だから。
でもこれが、商売だったら、大問題である。
例えば、今はやりのハンドメイド。
材料が沢山あって、どんどん溜まっていたとしても、趣味だったら何も問題ない。
保管するスペースがなくなる~とかの問題は、そのうち出てくるかもしれないけど。
商売してる訳じゃないから、別に問題ない。
でも、ビジネスとしてハンドメイドを作って売っていたとしたら、材料がどんどん溜まっている状態は問題である。
そして、その材料がどのくらい溜まっていて、いくら分あるのか知らないと、仕事として成り立つのは難しい。
ビジネスコンサルでお話ししていると、売上は意識しているけど、利益は意識していない人が多い。
棚卸をしていない人もいるし、在庫管理もできていない。
それは、どのくらいのお金が動いていないのか、知らない状態で商売しているということだ。
商売は、お金を循環させること。
在庫では、税金も払えない。
在庫は、循環しない。
商売は、キャッシュフローが大事。
在庫は、キャッシュに変える。
期間とタイミングと背景を考慮して、どんどん見切ってキャッシュ化することが大事なのだ。
先日、NHKの知恵泉で、江戸時代の商人三井高利(のちの三菱財閥)の特集をやってたんだけど、この方は見切りの天才だったらしい。
三井高利は、着物に定価をつけ、店頭に並べ、新品の着物をはじめて庶民に売った人。
それまでは、新品の着物はお金持ちのお得意さんに前もって注文を聞いて、屋敷に持って行って売るのが主流で、定価もなかったらしい。
庶民は新品の着物は買えず、もっぱら古着オンリーだったところに、庶民に新品の着物を売るためのサービスをいろいろ仕掛けて大繁盛した商売の天才。
その商売の天才が、決めていたルール。
「30日も売れない品物は、仕入値よりも、損になってもよいから、処分してしまいなさい。」
といって、安く売ったり、古着屋に売ったりして、売れない商品をどんどんキャッシュ化していった。
「損をしても、現金に換えれば、次の仕入れができる。」
損を見切ることで、マイナスをプラスに変えていく。
ここで、仕入れ値より安く売れないとか、いつか使えるかもしれないからと在庫や材料を貯め込んでると、動かないお金が溜まっていってしまう。
商売は、限りあるお金をグルグルまわしてなんぼの世界。
それに、お金さんは、自分を活かして、循環させてくれる人が好き。
お金は、循環していくものだからね。
お金って、「お足」とも言うじゃない。
足が生えてるみたいに、いったりきたりするって、昔から言われている。
これは、不変の事実。
在庫や材料を早いサイクルでキャッシュ化させるには、どうしたらよいか?
お金を循環させるためには、損を見切るということが、とても大切なんです。
これをスッパリできる人が、仕事ができる人な気がします。
あ、そうそう。
在庫が溜まるのと、お金を貯めるのは、全然違う話です。
お金が大きければ、大きい程、大きな循環が生まれてくるから、種銭は必要なの。
この話は、長くなるので、今回はこのへんで^^
お金と時間と気持ちを沢山使って作った店舗や商品でも、お客様がワクワクしなくなったら、潮時。
お客様がワクワクしなくなる前に、さっと撤退して、次へのシフトチェンジも必要。
執着は、ビジネス感覚を狂わすから。
執着や所有の喜びとかは、プライベートで楽しむもの。
お客様に、いかに満足していただくか?
その為に、どんどん変えていくのが、経営ですよん♪
見切りは、次のステージの扉なのだ
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