~100年企業を目指して~理念浸透と人材育成の教科書~ -16ページ目

~100年企業を目指して~理念浸透と人材育成の教科書~

100年続く会社の生存率を考えると奇跡に近い。1代の経営者で終わらず4~5代の経営者がバトンを繋ぎ続ける。そこに何かロマンを感じますね。どんな秘密があるのか。経営の量ではなく、経営の質に拘ったコンテンツをお送りします。

こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。


十方よし.TV3月号のゲストは、
株式会社マコセエージェンシーの高橋社長。

前回に引き続き
マコセエージェンシー様の事例です。

鹿児島の一企業でありながら、
日本全体の1割の会葬礼状を扱っています。

そもそもこの事業は365日拘束されてしまい、
年中無休になります。

スピードとクオリティの高さから
溢れるほど仕事の依頼が入りました。


当時スタッフの6~7割くらいの方が膀胱炎、
血尿の症状が出ていたそうです。

それくらい次々に仕事が入り、
トイレに行く時間もなかなか取れなかった。

3年間で30人採用しても
30人退職をしてしまうほど定着率が悪い。


ある時、退職する社員が高橋社長へ
涙ながらに言い放ったそうです。

「やっている仕事は素晴らしいし、
 やりがいを感じる。
 でも会社クソだ!」


本当は辞めたくないけれど、
この状況ならば仕事を続けることが難しい。

その声を聴いて、
「人を大切にする経営」に
本腰を入れていったといいます。


数々の福利厚生を整える仕組み。
効率を上げるDX化。
育休・産休制度。
社内アワード。

もちろんトイレについても。

事務所にトイレランプが点滅し、
空き状況が一目で分かるようになりました。

これらによって、
今となっては離職率が著しく下がり、

「女性が輝く会社」

として書籍で紹介されるようになりました。


「やりがい」だけあっても、
仕事を続けることは難しい。

「働きがい」と「働きやすさ」の両面が
必要ですね。


これらを実現しようとする
経営陣の本気が見られています。
 

こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。


十方よし.TV3月号のゲストは、
株式会社マコセエージェンシーの高橋社長。

マコセエージェンシー様は、
フューネラル関連商品の提案や
オリジナル会葬礼状の作成・会葬パネルの作成を
されている会社です。


日本の一年間の葬儀件数は130万件。
会葬礼状の作成件数は13万件。
鹿児島の一企業でありながら、
日本全体の1割の会葬礼状を扱っているそうです。


オリジナル会葬礼状を始めたきっかけは、
創業者のお母様の一言。

「形式的なものではなく、
 故人(こじん)への思いや思い出を伝えたかった。
 関係者の方へも御礼を伝えかった」



これまでの会葬礼状は、
どこも同じようなものばかりでした。

名前を変えているだけで文面は一緒。

礼状が最寄駅のゴミ箱に捨てられているということも
よく見かけたそうです。


「形式ではなく感謝を伝えたい」

私も故人の立場であれば、同じように考えると思います。

でも「しきたり」を変えることまでは、
なかなか考えないですね。

こういうものなんだろう…と受け入れてしまう。


マコセエージェンシー様も
コロナで大きな損害を受けました。

三密を避けるために、
葬儀に人を呼ばなくなった。
そうすると会葬礼状もいらなくなります。

そこで以前から準備をしていた、
デジタル会葬礼状を始めます。


例え参列をされなくても、
「お世話になった方には感謝の言葉を伝えたい」

その思いがサービスになりました。

紙であれデジタルであれ、
オリジナル会葬礼状を作るには、
ご遺族や喪主に直接電話をし、
生前どのような方だったのか、エピソード等を聴く。

ここのヒアリングが全てだといいます。


悲嘆に暮れる方もいるでしょう。
そのような方からお話を聞くのは、
高度な傾聴技術と寄り添う心がないと
できないでしょう。

これを90分で仕上げるという驚異的なスピード。

同業他社もこのスピード感と品質の高さと
競うことは難しいようです。


ご遺族や喪主の心に寄り添う。
そのようなサービスを提供されています。

 

こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。


ニュース等で、事件・事故が起きると
憶測で話をしたがる方がいますね。


・高齢者が運転して車がお店に
 突っ込んでしまった。

→運転手は加齢の影響で
 認知機能が十分ではなかったではないか?


・Aさんはしばらく学校に来ていない
→学校でいじめられて、
 不登校になったのではないか?


・Bさんはシングルマザーで
 仕事から帰るのが遅い
→子供は寂しい思いをしているのではないか?


・Cさんは以前と比べてテレビに出る機会が減った
→収入が減りご家族も困っているのではないか?


少ない情報の中で、事実はよく分からない。
その時に自分なりの物差し・憶測で
情報を発信しています。


一人から始まった憶測は、
まるで事実の様になり広まってしまうことも。

当事者からすれば余計なお世話ですね。
何を適当なことを言っているのかと。

アホらしくて弁明もしないでしょう。
深く傷つきながらも。



会社でも憶測が大好きなスタッフもいます。

・Aさんが退職をした
→会社のやり方に不満を持っているのでは?

・Bさんが昇格できない
→Bさんが上司に好かれていないからでは?

・Cさんは上司から注意されない
→Cさんは上司からのお気に入りの存在なのでは?

・DさんはEさんと一緒にランチをしている。
→DさんとEさんは付き合っているのでは?


憶測に関する情報は、
どちらかと言うとネガティブな側面が多い。



組織内でも憶測が広まり、
噂となって、いつの間にか
既成事実になってしまうこともあります。

当事者からすれば本当にいい迷惑です。


遊び半分、面白がって無自覚に
自分の憶測を披露しているだけかもしれません。

しかし知らない所で、
自身の信頼を落としている可能性があることを
知っておくべきでしょう。
 

こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。

中居正広さんと女性のトラブルに
関する一連の問題について、
フジテレビが責任を問われ、
記者会見が行われました。


私はライブでは見ていませんが、
10時間以上かかり、
午前2時過ぎまでかかったそうです。


フジテレビの姿勢について
問われる問題かもしれませんが、
それよりもジャーナリストの質問の仕方が
気になりました。

それは時間が伸びるだろう…と。

的を得ていない質問というだけでなく、
質問にたどり着くまでが長い方がいます。


記者会見だけでなく、
講演会の最後に質疑応答に時間があった際、
質問がやたら長い人、
長い上に何を言いたいのか分からない人がいます。

質問までが長い人にいくつかのタイプがいます。


1 自分の話をまとめ切れていない
  論理的に整理できていない


2 自分の状況を分かってほしいという気持ちから
  背景・状況の説明が長い。

  例)うちの会社は○○をやっていて…


  自分や自社の説明が長すぎて、

  質問=本題までなかなか入っていかない。


3 自分の用意した結論に誘導したい


  相手が話しそうな答えや結論を予め封鎖。
  事前に持論を伝えて、答えを限定させようとする。 
  
  自分が用意した答え以外は受け入れないし、
  着地しないように、前提の説明が長くなる。



質問が長い人、質問までが長い人は、
マナー違反ではないかと思います。


フジテレビ記者会見では、
持論をやたら語る方がいました。

そのジャーナリストの持論を聴くために
その場に集まったわけではないですよね。

  
みんなの時間を奪っている。
その認識が低すぎると思いました。


質問のマナーを持っていれば、
もっと早く記者会見は
終わったのではないでしょうか。
 

こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。


先日、15名程度の社員を率いる
サービス業経営者のAさんと面談をしました。


Aさんの面談内容は、

「従業員が少しずつ増えてきて、
 人事制度が必要なのではないか。
 そろそろ整備しておいてもよいかもしれない」
と。


従業員の数が一定数超えると、
人事評価制度を構築したいという声は
よく出てきます。

しかしA社長が本当に必要と
感じているようには見えませんでした。

従業員さんからそのような要望も
特に出ていないとのこと。


(松本)
「私がこんなことを言うのも奇妙ですけど…。
 別に人事制度はなくてもいいのではないですか?
 一般的にそろそろと言われているから、
 作ろうとしなくてもいいと思いますよ。

 人事制度があった時のメリットもありますが、
 デメリットもあります。仕組みを作っても、
 人が人を評価するわけですから…。
 運用面で時間も取られます」



(A社長)
「そんなこと言って大丈夫ですか?(笑)」


(松本)
「御社が目指している経営方針と
 世の中で見聞きする人事制度が
 なかなか接続しないので、
 違和感があるのでは?」


(A社長)
「それなんです。
 私が尊敬している経営者の話を聞いても、
 人事制度に特徴があるわけでもない。
 何か特別な評価されていますか?と聞くと、
 “別にない”と回答される。
 人事制度に秘密があるわけでもないように思います」



(松本)
「A社長が理想する会社は人事制度があるから
 作れるわけではなさそうですね。
 他に優先することがあるかもしれませんね。
 評価制度は作らなくても、御社の社風でしたら、
 フィードバックしあえる仕組みはあっても
 よいと思います。
 評価でなく、承認しあえる仕組みのみ」

(A社長)
「そちらの方がしっくりきますね。
 背伸びをしようとしていたのかもしれません」


こんなやりとりがありました。

私がこの話をするのも変な話ですが、

・そもそも人事制度は必要なのか?
 実はなくても問題ないかもしれない。

・必要であっても簡易的なもので十分か?

・経営方針と人事制度が本当に一致しているか?



という「そもそも論」に立ち返ってみることも
必要かと思います。


経営には人事制度に限らず、
“一般的に必要だ”と言われて事が
多数あります。

それを疑ってみましょう。