こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。
先日、ある経営者の日常に密着した
ドキュメンタリー番組を、たまたま目にしました。
その経営者Lさんは、
月に1回ほど店舗を訪れ、
「あそこができていない。これもできていない」
と、次々に指摘をしていました。
滞在時間は、おそらく1〜2時間ほど。
指摘を受けた店長は、目線を落とし、うつむいたまま。
周囲のスタッフの中には、
どこか不満そうな表情の人も見受けられました。
この光景を見たとき、
サラリーマン時代の自分を思い出しました。
当時、経営層やエリアマネージャーが不定期に店舗を訪れ、
そのたびにダメ出しの嵐。
正直なところ、
「自分たちのために言ってくれている」とは、
なかなか思えませんでした。
「一事が万事と言われるのも分かる。
でも、たった10分、15分見ただけで
なぜそこまで言えるのか?」
そんな反発心を抱いたこともあります。
現場では、上から見えないところで、
日々工夫や改善を積み重ねています。
それなのに、
「短時間しか見ていない人に、何が分かるのか」
「分かったつもりでの指摘やアドバイスはいらない」
そう感じてしまうのも、無理はないと思います。
そして今、私は
経営者・エリアマネージャーの立場になりました。
だからこそ、強く意識していることがあります。
現場を訪れたとき、
“自分がされて嫌だった関わり方はしない”。
短時間で見えることは、ほんの一部にすぎない。
だからこそ、指摘よりもまず理解を。
その姿勢を忘れずにいたいと、改めて感じました。