『売れるものこそ改善の余地あり』 | ~100年企業を目指して~理念浸透と人材育成の教科書~

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100年続く会社の生存率を考えると奇跡に近い。1代の経営者で終わらず4~5代の経営者がバトンを繋ぎ続ける。そこに何かロマンを感じますね。どんな秘密があるのか。経営の量ではなく、経営の質に拘ったコンテンツをお送りします。

こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。


売れる商品と、売れない商品。
どちらに目が行くかと言えば、多くの場合、
「売れない商品」ではないでしょうか。

「どうすれば、この商品は売れるようになるのか」
これは、私たちが仕事をする中で
自然と考えてしまう思考プロセスだと思います。

先日、ニトリOBの方の記事を読みました。

そこには、こんなことが書かれていました。

「ニトリの強さは、あれだけ多くの商品数がありながら、
1年間で半分くらいの商品が、
気づかれないほど少しずつ変わっていること。
特に“売れている商品”を改善し、
バージョン2、3と進化させていく力にある」


この考え方は、とても興味深いですよね。

すでに売れている商品があると、
「もう売れているのだから、お客様は満足している」
「これ以上、手を加えなくてもいい」

と考えてしまいがちです。

つまり、
「伸びしろはあまりない」と思ってしまうのです。

しかし、見方を変えてみるとどうでしょうか。

その商品が売れているということは、
確実にニーズがあるという証拠です。

ニーズがあるなら、
・もっと使いやすくできないか
・もう一歩、かゆい所に手が届かないか
と掘り下げることで、
伸びしろはまだまだ広がります。

結果として、
より多くの人に支持されたり、
購入頻度が高まったりする可能性もあります。

私自身、ニトリで買い物をすることがありますが、
「前に買った商品とまったく同じもの」を
1~2年後に見かけることは、あまりありません。

形や機能が少しずつ改良され、
気づかないうちにバージョンアップしている。
これこそが、ニトリの強さなのだと思います。

売れていないものを何とかしようとする前に、
すでにうまくいっているものを、もっと深く掘り下げる。

この視点は、
商品開発だけでなく、
日々の仕事や自分自身の成長にも
応用できる考え方ではないでしょうか。

ぜひ、明日からの仕事で
「今、うまくいっていること」に
目を向けてみてください。