こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。
十方よし.TV 1月号のゲストは、
鹿沼(かぬま)グループの福島社長でした。
鹿沼グループは、栃木県で複数のゴルフ場を運営されています。
・鹿沼カントリー倶楽部(45ホール)
・鹿沼72カントリークラブ(45ホール)
・栃木ヶ丘ゴルフ倶楽部(18ホール)
合計108ホールを持つ、大規模なゴルフ場グループです。
しかし同社は、
足利銀行の一時国有化の影響を受け、
2004年に民事再生法の適用を申請することになります。
当時、福島社長は代表取締役を退任し、
執行役員副社長という立場に。
それでもスポンサーに頼らず、
自力での再生を選び、
2008年に再び代表取締役社長に就任されました。
この経験は
『負債1400億円を背負った男の逆転人生』
という書籍にもなっています。
まるでドラマのような実話です。
借入金を含め、負債総額は約1400億円。
正直に言えば、
多くの人が「関わりたくない」と思う状況です。
実際、社内には
「潰れた方がいい会社だ」と言う社員もおり、
会社全体が危機的状況に対して
無関心な空気だったそうです。
資金繰りに追われ、
給与の遅配も続く。
社員に頭を下げ、
銀行に頭を下げ、
関係者に頭を下げる。
謝ることが、仕事の日々でした。
私は福島社長に、
こんな質問をしました。
「これだけ厳しい状況で、
心が折れることはなかったのですか?」
すると、こう答えてくださいました。
「暴飲暴食くらいはありましたが(笑)、
心が折れることはなかったですね。
正確には、“心が折れる暇がなかった”。
動き続けないと、何も良くならない。
問題が起きたら、すぐ行動。
お正月以外は、ほとんど休まず動いていました。
失礼な言い方かもしれませんが、
心が折れる時というのは、
行動が止まった時ではないでしょうか」
次から次へと課題が降ってくる。
だから、立ち止まる余裕がなかった。
結果として、
「心が折れる暇」すらなかったのだと思います。
これは、
ビジネスマンの皆さんにも
大切なヒントではないでしょうか。
よくベテランの経営者が、
若手にこう言います。
「悩む暇があれば、動け」
悩むこと自体が悪いのではありません。
ただ、
悩むことを「行動しない理由」にしない。
まず一歩動いてみる。
すると、次の一手が自然と見えてくる。
福島社長の言葉は、
そのことを強く教えてくれました。