お客様主義を貫く中央タクシー | ~100年企業を目指して~理念浸透と人材育成の教科書~

~100年企業を目指して~理念浸透と人材育成の教科書~

100年続く会社の生存率を考えると奇跡に近い。1代の経営者で終わらず4~5代の経営者がバトンを繋ぎ続ける。そこに何かロマンを感じますね。どんな秘密があるのか。経営の量ではなく、経営の質に拘ったコンテンツをお送りします。

お客様(第一)主義を掲げている会社は多いですが、
実際に「徹底」できている会社は少ないのではないでしょうか。

長野県にある中央タクシーでは
「お客様が先。利益は後」という理念を掲げているだけではなく、
社員が皆で実践されています。

宇都宮会長・社長と話していると、
経営理念が「人生の信念」になっているように感じます。

理念を実践され顧客を感動させたエピソードは数え切れません。

『~山奥の小さなタクシー会社が届ける~幸せのサービス』
著者:宇都宮恒久
よりポイントを抜粋します。

・企業同士の競争は、究極的に人と人との競争。
 会社の規模や資金力でも知名度でも、
 グループ企業の支援でもない。
 また建物でも決算書でもない。人である。
 人と人とが作る社風こそが企業を支える無二の資産。

・トップはどんな時でも一灯であり、松明であるべき。

・採用の倍率より定着率に注目せよ

・経営者にとって大切なものは、「経営のセンス」
 「働き者である」「運がいい」の3つ。

・マニュアルがないからこそ、多彩な伝説が生まれる。

・私たちの仕事は運輸業ではなくサービス業だ。

・いつでも自分は最後に勝つ!と思い込む。

・濁った水に真水を注ぎ続ける。

・一万回の反復連打。
 一万回、それを口にしてこそ浸透する。

・最高の教育者はお客様。

・理念は最初は借り物でいい。
 口にしているうちに自分のものになる。


参考引用
『~山奥の小さなタクシー会社が届ける~幸せのサービス』
著者:宇都宮恒久