報連相ができないと理念は浸透しない その2 | ~100年企業を目指して~理念浸透と人材育成の教科書~

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100年続く会社の生存率を考えると奇跡に近い。1代の経営者で終わらず4~5代の経営者がバトンを繋ぎ続ける。そこに何かロマンを感じますね。どんな秘密があるのか。経営の量ではなく、経営の質に拘ったコンテンツをお送りします。

 
報連相ができなければ理念は浸透しません。
報連相ができていない原因の50%は上司側にあるという
お話を前回しました。
 
今回は2回目です。
 
「情報は鮮度が命」と言われます。
 
上司が情報を持ったまま、下ろさないということが起きています。
下ろしたとしてもスピードが極めて遅いということも。
 
例えば会議での決定事項の共有。
 
A部署では部署長がその日中に素早く情報を文章+口頭で下ろします。
非常にスピードが速く、「伝わる」ことに重きを置いています。
 
一方、B部署では部署長が3~5日程度、情報を所持する。
何の情報を下せばいいか、どのように下ろせばいいか、慎重になり、
なかなかアクションを起こさない。
 
なかには共有することをうっかり忘れている人もいます。
慌ててメールで淡泊に伝え、「伝えた」ことで満足してしまう。
 
「なぜ情報共有ができていない?」と追及されると、
「伝えてはいるが理解してくれない」と被害者ぶってしまう。
 
 
このように決定事項をメンバーと共有するスピードが異なると、
どういったことが起きるでしょうか?
 
 
B部署のメンバーがA部署のメンバーから
情報が入るようになります。
すると
「えっ?本当?そんなこと、まだ聞いていないよ」
とメンバーは思いますよね。
(※横の情報共有は意外と早いです)
 
そうすると報連相を上司から求められても、
「あなたもやっていないでしょ?」
と部下は不満を持ちますよね。
 
私事と言えばこんなことも。
あるメンバーから言われたことがあります。
 
「松本さん、もちろん極秘内容があると思うので、それは決定してから
 共有して頂ければ結構です。でもそうでない内容は、決定する前に
 共有してもらいたいです。会議でどんな議題が出ていて、今どんな議論が
 されているのかプロセスを知りたい。それだけでも心の準備ができますから」
 
彼の言うとおりでした。
相手に配慮した報連相が私もできていませんでした。
 
「情報は鮮度が命」であり「情報は財産」です。
 
素早く漏れなく共有しましょう。
 
 
次回は第三段をお届けします。