KYOCERA/CONTAX AX
京セラコンタックスAX。今までのマニュアルフォーカスのレンズでオートフォーカスで撮影できるユニークなカメラ。
かなりでかい!
レンズを∞位置にセットして、ボディーのAFボタンを押すとミラー部、フイルムレール面が前後に移動してピントを合わせています。
まるでカメラの中にもう一台カメラが入っているような...
このカメラ、レンズをつけずにシャッターを切るとちゃんと切れるのですが、レンズをつけてシャッターを切るとミラーが途中で止まってシャッターが切れません。
この症状、京セラコンタックスの他の機種でもよくある不具合ですが、ミラーがずれてしまったための不具合です。
お預かりしたカメラのミラー部のアップ、ミラーと下との隙間があまりありませんよね。
これが正規のミラー位置です。
上の写真と比べるとミラーと下との隙間が大きいのがわかると思います。
ミラーを外して裏面を撮影。
両サイドにある黒いのは両面テープです。
この両面テープの粘着が弱まり、シャッターを切るたびに遠心力でミラーの枠からミラーが徐々にずれていき、ズレがある程度大きくなるとシャッターを切ってミラーが上がる途中でレンズと干渉してミラーが止められてしまいます。
修理作業としてはこの両面テープをきれいに除去して、両面テープではなくミラー枠に接着して取り付けますが、このまま接着すると両面テープより厚みが少ない分、ピントがずれてしまいますのでミラーの高さ調整をしながらの取り付けとなります。












