その部下の現在値を測るには
⒈やらせてみる
⒉発言させる
⒊テストをする
こんな事で把握する事が出来る。
つまり、アウトプットさせることで
「頭の中が視える」
私は過去の経験から
聞くだけの受身の研修が社員にとって
如何に無価値であるか痛感してきた。
だから教える側に回らせることを意図して
実行している。
早朝勉強会はその良い具体例。
社内研修では教える側の
講師(先輩社員)しか成長しない。
早朝勉強会に参加して学んだ気になってるが
実は本質的には何も変わっていなくて
教える側の経験をして初めて気づきがある。
アウトプットしない学びは錯覚であるからね。
今日もアウトプットの重要性を
痛感した1日だった。
社員達からのアウトプットを実際に見る事により
その思考、気づき力、具体的にするスキルなと
様々な固有能力が把握できた。
管理職の場合、その役職や位置が
上がれば上がるほどに求められる事は上がる。
ひとつの事だけ出来てれば良い事なんて
中小企業の幹部ではそもそも通用しない。
強みを活かすのは大いに結構だが
弱みが強みを消し去る事なんて普通にあるから
最低限のスキルは必要となる。
営業や販売系の会社であれば
管理職になるのは営業で成果を出した者。
店長→エリアMG→副部長と役職を上げる人は
沢山のお客様に喜ばれて
部下の育成が出来る事は当たり前だし
そこは最低ライン。
そこからもっと多くのお客様を喜ばしたり
多くの様々な部下を成長させていくには
プレーヤーとしての営業スキルだけではなく
マネジメント能力が必須となる。
その中にITリテラシーも必須だし
ロジカルシンキングも必須。
上司や部下へわかりやすく伝えるために必須の
PCスキルや資料作成能力が低いと
営業力という強みですら消しかねない。
苦手分野を圧倒的に得意分野にすべしと
言ってるのではなく、自分の役職における
最低限少し上の能力は無いと話にならない。
今日は2つの事業部で
そんな現実を把握して
少しめまいがしたけれど
せっかくその問題を発見できたので
具体的にどんな問題解決策を創り上げるのかを
考えている。
思い返せば創業26年間、
そんな事ばっかり繰り返してきたから
もはや習慣になってる。
だから誰に言われるわけでもなく
自分で気づいて
自分で解決策を考え
自分で実行して
自分で改善していく。
直部下の成長は私の責任なので。
「どうしたら出来るか」
「どうしたら上手くいくか」
考えるのはたったこれだけ。
『良い影響を与える人間力集団となり、日本中を明るく元気にします』