「出来なかった事が出来るようになる事」
「出来てた事の生産性(量・質・スピード)が上がる事」
この2つです。
そして成長する為には、目標がとても大事だけど
その目標に向かって日々やるべきことは
単調でつまらない同じことの反復がほとんど。
毎日激動にやる事や行く場所が変わる人は
そうそう居ない。新人なら尚更。
しかしこの反復がメッチャ大事で
どんなスポーツも芸術も名人芸も
反復なしでは極められない。
ポイントはこの単調な反復の中で
いかに「成長を実感するか?」
それには目標を明確な数値にして
それに向かって近づいていく事。
そして1週間毎とかでスモールゴールを
設定し、その小さな達成を繰り返していくこと。
もし今の進捗で進んだら達成が厳しいと思ったら
どうしたら出来るか?を考えて権限要求する事。
上司も達成のために必要か判断するから。
もう10年以上前になるが、真夏に
社員達と富士山への登山に挑戦した。
大型バスを貸し切って、ほぼ全員で。
5合目から山頂へは自分の足で
一歩一歩、歩いて登った。
スタート前は余裕かましてふざけていたものの
降り続く雨に体力が奪われてキツくなってきた。
まだ7合目くらいの時に「あれ?富士山を登るのってこんなにキツいのか」と感じた。
下から山頂までを見てしまうと
山頂が果てしなく遠く感じ
考えれば考えるほど、歩くのが嫌になった。
一生、辿り着けないとさえ錯覚した。
しかし、その時にスモールゴールを決めて
「あと100m登ろう」
「あのカーブまで歩こう」
と、結果点を決めてその都度に
小さな達成感を重ねていった。
やっている事は、ただ歩くのみ。
本当に単調に足を交互に出すという反復。
疲れと眠さと寒さで、誰も会話をしない中での
単調な反復作業であっても、スモールゴールの度に
感じる達成感は、次へ向かう活力をくれた。
27時間、寝ずに歩いた100kmウォークも
炎天下の中を42.195km走ったフルマラソン
も、経験したけど、富士山と
同じスモールゴールの達成感を
積み上げることでゴールできた。
これは仕事においても全く同じ。
少なくとも1週間毎に辿り着くスモールゴールを
決めて、そこに向けて進んでいく。
そこに妥協してはダメ。遅れたら、
遅れを取り戻す権限要求して達成する。
そしてその小さな達成感と結果こそが
自分を強化し自分を守ってくれる自信となる。
そして更に次のスモールゴールへ
向かう活力をくれる。
成長の定義は
「出来なかった事が出来るようになる事」
「出来てた事の生産性(量・質・スピード)が上がる事」
そして成長は目標を達成する事により実感する。
お客様への提案でも良い、
上司への報連相でも良い、
環境整備巡回点検でも良い、
自分の求められているやるべき目標の
スモールゴールという結果点を大事に
積み上げていって欲しいね。
「人は成長している時が最も心地よい」
by CS経営計画書
そんな成長を実感している人は
仕事が楽しくてしょうがない。
大変なことも山ほどあるけど
それも含めて、楽しいと感じてる。
成長を実感する為に
スモールゴール(結果点)を大事にしよう。
必ず山頂に辿り着けるから。
『良い影響を与える人間力集団となり、日本中を明るく元気にします』