よく行くガソリンスタンドが2つある。
どちらも会社で法人カードを作ってて
社員達も使ってるセルフ式ガソリンスタンドです。
この2つの店、業界としては同じなのに
全く経営方針が違うことがわかる。
3つの経営資源である
ヒト、モノ、カネ
の視点から比べてみる。
まずはA店舗。
働いてる人は年配のいかにもオジサン。
やる気は無し。
ずっと屋内に居るのか、外は無人。
中の様子も見えない。活気なし。
商品ラインナップは、何も無し。
セルフガソリンとセルフ洗車機のみ。
設備も古くてお金をかける気すら無い。
B店舗。
働いてるスタッフは若い人が中心。
名札には「研修中」の若葉マークを付けた
新人も多く、皆んなハキハキしてて
活気があり気持ちが良い。
商品ラインナップは
タイヤが目立つところにディスプレイされ
オイル交換や手洗い洗車や車検の案内など多数。
洗車専用ブースや機材など設備にもお金を投資してる。
この2つの店舗の経営方針は真逆。
A店舗は、ヒト・モノ・カネは
出来る限り削減して、お金はかけないことで
利益を出して、生きていく方針。
お客様数や売上は、上がらなくても
何とかやっていける超保守的方針。
ここで働く人には残念ながら
未来も希望も無いだろう。
だから外にも出てこないしやる気もない。
会社も従業員の未来のことなど
全く関心も興味も無いのだろう。
B店舗は
若いヒトを採用し育成してプロに育てる。
お客様に役に立つ商品を積極的に用意する。
在庫は死に金に近いので小売業では「悪」と
考える人も居るが、今日販売できる強みでもある。
機材や内装への設備投資をしているのは
お客様の満足度向上や従業員の生産性アップへ
取り組んでいる企業姿勢そのもの。
誰だって、出来ればお金は掛けたくないもの。
そこに経営方針が明らかに出る。
この2つの店舗。
どちらも生き残っているので
どちらの経営方針が優れているとかではなく
どちらもそれぞれに正しいという事。
ただ、どちらの価値観を大切にしているか
という事。
私は、当然にB店舗と同じ考え方。
自分のことだけ考えたらA店舗のように
ヒトも採用せず、商品や新サービスを増やさず
店舗のリニューアルはやらない方針となる。
新店舗やM&Aなんか、もってのほか。
価値観の合わない厄介な社員なんか雇ったら
トラブルはあってもメリットなんて1ミリも無い。
しかし
うちがまだ小さい時から
私と同じ目的と目標を持ち
会社を共に創ってきた社員達には
チャンスを与えたいと思っている。
口だけではなく
実際にお金をかけてるし
私のリスクも年々大きくなっている。
気付いたら借金もかなりの額になってるし。
うちの奥さんが知ったらたぶん気絶すると思う笑
このブログは読んで無いので大丈夫だけど。
日本には現在400万社の会社がある。
そして、その会社の数だけ経営方針がある。
目的も目標もそれぞれ違う。
CSリレーションズの経営方針は
すべて経営計画書に書いて公言してる。
そしてそれを実行している。
A店舗のように
利益だけを目的にしてない。
通信事業も
アメニティ事業も
人財事業も
お客様と社員と社会の喜びを
実現することを目的としてる。
つまりALLWIN。
最低限、ここは必須。
その上で、CSじゃ無いと出来ない仕事をしたい。
他の会社と同じであればリスクを抱えてまでやる価値はないから。
社員達には自分の会社がどんな考え方で
何のために経営してるのかを
理解して日々の業務をして欲しい。
理解してない人
価値観に共感できない人
約束を守らない人とは
残念ながら一緒に仕事は出来ないですね。
経営方針で会社は変わる。
A店舗とB店舗のを見て
経営方針って本当に重要だなと思いました。
『良い影響を与える人間力集団となり、日本中を明るく元気にします』