地方へ転職したい若者の動機 | CSリレーションズ社長 増田恭章(ますだやすあき)のブログ

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大切に想っていること。素直に感じたこと。伝えたいこと。夢。を、ありのままに書いてます。

NHKニュースで都市部の若者が転職の際に地方への就職希望との記事。



本文より
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就職情報会社「学情」は先月24日から今月1日にかけ、インターネットを通じて20代の転職希望者に新型コロナウイルスの感染拡大の影響についてアンケート調査を行い、およそ360人から回答を得ました。

このうち「地方への転職を希望する」と答えた人は36%と、ことし2月の調査と比べるとおよそ14ポイント多くなりました。

地方への転職を希望する理由については「テレワークで場所を選ばずに仕事ができることがわかった」とか「都市部で働くことにリスクを感じた」、「地元に帰りたい」といった答えが目立ったということです。

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この記事を読んで、

アンケートって360人くらいの少人数でも成り立つのか?と少し疑問はあるものの、14ポイント多くなってるのでその傾向はあるのだと思う。



問題はその動機。


理由にある、テレワーク効果や都市部のリスクと言う、もっともらしい理由を述べているが

それが、現状からの逃避でない事を願いたいね。






若者の転職の全てを否定するわけではないが

誤解を恐れずに言うのであれば

20代の転職希望者に多く見られる、



「隣の芝生が青く見える」

「仕事の楽しさと楽を履き違えてる」

「自己成長から逃げてる」

「継続力と実行力の欠如」



こんな本音で無いことを願いたい。






仕事は、そもそも



相手が面倒に思ってること

やりたく無いこと

相手が自分では出来ないことを




こちらの労力を使って、代わりにやること。





つまり、自分が大変になると言うこと。

だから、その対価にお金が貰えるという仕組み。








仕事の大半は



毎日、短調な同じ事の繰り返しだし

自分がやりたく無い事を頼まれるもの。





そんな仕事を

「楽しめる」ことが大事になってくる。




仕事を楽しめるようになるには

本気で取り組むこと。



やらされ感でやる仕事には

1ミリも楽しさなんてなく

仕事の本質的な楽しさに気づく事もないし

ましてや成長なんて有り得ない。









仕事の楽しさは




出来なかったことが出来るようになる楽しさ

相手から頼られるプロになり承認される楽しさ

お客様から直接ありがとうを貰える楽しさ

所属するコミュニティに貢献できる楽しさ

部下の成長に良い影響を与える楽しさ

収入が増えて生活や趣味が充実する楽しさ




と、挙げたらキリがないほど

仕事の楽しさはある。





この仕事の楽しさを実感するまでには

「アマチュア」ではダメで

「プロ」でないとダメ。



プロ=お金を稼げる人であるから

お金を稼ぐに相応しい能力が必要だし

プロになるまでには、それなりの年月が必要。




20代という未熟な時期は能力も気持ちも

アマチュアレベルの人が多い。



だから仕事がつまらなく転職希望となる。

転職すれば仕事が楽しくなるとか

もっと稼げるとかという錯覚してる人も多い。




転職することが問題解決であるかのように。

本来の問題解決は自分の中にある事が多いのに。





NHKニュースを読んで

地方へ転職したい20代の若者達の本音が

前向きなものである事を願うばかり。







『良い影響を与える人間力集団となり、日本中を明るく元気にします』