文字の威力 | CSリレーションズ社長 増田恭章(ますだやすあき)のブログ

CSリレーションズ社長 増田恭章(ますだやすあき)のブログ

大切に想っていること。素直に感じたこと。伝えたいこと。夢。を、ありのままに書いてます。

業績の進捗チェックは管理職の仕事。



社長であれば会社全体の業績は

常に把握しておく必要がある。






実務には、あれこれ口出しせず

事業部のトップを信じて任せてるいるが

社長が定期的にチェックする指標はある。






社長の役割と位置は

会社を飛行機に例えると

機長が座るコックピットと同じ。





様々な計器が並び数値を表している。

この数値が正常値なのか異常値なのか

機長はそれを常に把握している必要がある。





社長にもそんなコックピットがあり

常にチェックする指標がある。









そのひとつが「日報」です。








日報は1日の振り返りというとても重要な

ビジネスツールであり成長ツール。






この日報を見ているだけで

その事業部の達成が見えてくると思ってる。





もちろん、どんなに素晴らしい日報を

送っていたとしても結果が伴わなければ

全く無駄で非生産性的な時間でしかないから

日報というプロセスを評価者である上長が

評価する事は有り得ない。




しかし「結果評価、プロセス重視」というCS経営計画書の考え方からすると、評価される当事者は良い結果を導くために、正しいプロセス(努力)を重視しないとダメ、というのは事実。


何気なく、思考停止で、無駄な仕事をしていても

何の成長も生産性向上も無いのだから。










そんな日々送られている日報を

最大限活用している事業部と

義務感で最小限の業務的報告とでは

いづれ事業部で達成する利益額と

人の成長に大きな差が出て来そうな気配がする。





特にそこのトップが短期的視点なのか

長期的視点で考えられてるのかで全然違う。








これが同じ社内でも事業部格差が出る要因の一つであると思っている。

つまり業績も人の成長もその事業部のトップ次第。









「日報」を上手に使うと

とても効果的だし効率的。





なぜならば日報はテキストであり「文字」だから。




文字は拡散性と思考性と永続性で音声より秀でている。


上司からの音声による直接指導や面談は、話している時の瞬間的な効果はあるものの、忘れてしまうとか、勢いや声の大きさや上司の同調圧力による説得感とかに押される印象があり、冷静さや客観性に欠ける気がする。



文字は伝えるためには長文はダメで

わかりやすく端的に要点や概要を考えて

まとめないといけない。




そして文字は拡散性が高いし

どんな状況でもその情報を

読みとる事が出来る。




通勤電車でも

お風呂の中でも

寝る前のベッドでも



どこでも、何度でも

読み返すことができる。




そもそも日常業務の指導や指摘のほとんどは

文字(テキスト)にして伝えられないとダメだよね。

文字にするのが面倒臭かったりするから

電話かけてゴチャゴチャ言うんだよな。




その程度のことはLINEでサクッとやらんとね。

そして少し先の未来を考える時間を作らんとね。









まあ、そんなことで

この文字による日報のメリットは

とても大きいと思う。







私がブログを書く理由も、そんなこと。




社員が150人を超えてくると

一人ひとりと深く話している時間は

物理的に無くなる。




しかしそれでは「イズム」の継承は薄まる。

うちはまだそのレベル。



管理職が文化や伝統やビジョンも含めて

しっかり伝えられたら社長ブログはやめられる。

と言うか、その時はやめたほうが良い。







しかし今はまだまだ。




だからトップが文字というテキストで

毎日毎日ブログを書くことで人材育成を

間接的に促している。





社長が

どんな事を考え

どこを目指してて

今、何をやるべきか?を。




そんな事を文字にして伝えているのが社長ブログ。







この社長ブログが業務的項目だけの羅列だったら

何の気づきも成長もないし

読む気にもならないと思う。







そのうち

社長ブログも

経営計画書も

経営計画発表会も




「もう要らなくね?」と全管理職が胸を張って

言える強い会社になるまでは、やり続ける覚悟です。








今、日報を上手に使ってる事業部があるので

今後どのように変化進化していくのか

そしてどんな実績を出していくのかを

楽しみに見てみたいと思います。









私が直接関わっている事業部は4部門。

すなわち直部下は4人。




日報に関してはその内容もルールも様々。




日報もプロセスも部門長に任せてるので

まずは第1Qの結果が出る2月末の業績を

しっかりと視ていきたいと思います。










『良い影響を与える人間力集団となり、日本中を明るく元気にします』