工事自体のチェックもさることながら
社員の「考え方」をチェックするのが最たる目的。
今日、居たのは幹部と管理職だから特に。
オープンは、現場で実践型で育成するのに打って付けのチャンスです。
今回の新店舗オープンで必要とされる能力は
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・仕組みづくり能力
・環境整備能力
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この2点をこの機会に伸ばしたいから。
今迄のCSでは新店立上げは
その店長が初めて体験することが多く
失敗の連続でとても大変なイメージ。
大変だけど最後は皆んなで力を合わせて
オープン日を迎える。
そして今ある既存店舗が
当たり前に出来たのでは無いと感じる
そんなストーリーでやって来た。
しかし、そもそもオープン準備って
「そんなに大変なの?」
と言うこと。
それが今のCSのステージ。
そもそもオープン迄の準備に
たいした難易度がある訳でもなく
オープン後に地域一番店になることのほうが
よっぽど難易度は高いし重要なこと。
だからオープン準備なんぞは
サクサク済ませて、さっさと営業体制に
入らなくてはいけない。
サクサク出来ないのは、マニュアルが無いだけ。
だって、工事の図面は決まってて
工事会社の職人さん達が
店舗は作ってくれてるし
普段やってるいつも通りの準備を
すれば良いだけだからね。
今回の工事もいつもの
勝手知ったるデコラさんなので
細かい微調整はあるものの
ちゃんと仕上がるし。
デコラさん。
今回もありがとうございます。
カーペットが新しくなり
柱什器の代わりのテーブル什器のお陰で
さえぎるものが無くなり視界が広くなり
新たにアクセブースも拡大し
新製品のアクセも展開出来るスペースができ
トイレもお客様用として新設し
近隣駐車場無料全額負担看板も設置し
角地だし、ガラス面が多いので
店内も良く見えて最高です。
店内からも外がよく見えるので
開放感あるしね。
おっと。
少し話しが逸れたけど
つまりはオープン準備は簡単に終わらないといけないよね。
しかし、それが出来ないのは
仕組みづくり、つまりマニュアルが出来てないからに他ならない。
マニュアルさえキチンと整備されていて、それを忘れずに使えば、ヌケモレも無くなるし、後手必敗にならずに先手必勝で仕事が進められる。
新店準備で店長がパニクるのは
・自分が何をやって良いかわからない
・部下に何を指示していいかがわからない
・全体像が見えていない
そんなわからない状態の中で
次から次へと決断することを求められる。
「店長!これどうやるんですか?」
「店長!これ何ですか?」
「店長?店長?店長?」
も質問責めにあう。笑
部下やヘルプの人達をうまく使うことが出来ずに
皆んなの生産性が悪くなり
ただ時間だけが過ぎて行き
ダラダラと深夜まで掛かってしまう。
これ、ホントあるあるだね。
オープン準備が大変なんじゃなくて
一人ひとりの生産性が悪いだけ。
特に店長の。
マニュアルは
思考を整理し、落ち着いた判断と
的確な指示とスピード実行が出来る
素晴らしいもの。
誰でも、ある一定の成果を上げられるもの。
だから仕組みづくり、マニュアル整備が必要である。
これに本気で気づかないといけない。
何となくではなく本気で気づかないと
今のマニュアルを進化させないから。
そしてこれは幹部・管理職がやらないといけない超重要な仕事であり役割。
自分が慣れてくるとマニュアル化するのが
面倒だから、自分の頭の中だけにしまい込む。
だから次の人がまた同じ苦労をする。
「毒キノコ」だね。
必要のない失敗を沢山する。
そしてオープン準備は大変だ〜となる。
会社で言ったら大きく言ったら一番大切なマニュアルは
「経営計画書」です。
これがあったから、今のCSリレーションズがあるし、毎年毎年、本気の執念で社長が進化させて来た。
不要な失敗を撲滅し、価値ある挑戦に注力できたから成長できた。
次は現場のマニュアルを幹部が進化させなくてはいけない。
部下の力を最大限発揮させる為に。
新人でも、ある役割の中では即戦力とさせる為に。
この仕組みづくりが出来ない幹部は
能力が低いと言わざるを得ないし
この先の成長は無いに等しい。
あわわと慌てて、パニクって
しなくともよい判断ミスをしたが為に
やり直しにより生産性はガタ落ち。
そんな大将の元では部下はやる気を失う。
こうさせてはいけない。
「仕組みは使う側ではなく、創る側になること」
CSリレーションズの経営計画書には、そう書いてある。
経営計画発表会で宣言した通り
今期の新店戦略は
「実践型育成店舗」です。
座学なんて薄紙を積み重ねる気の長い教育だから、新店ラッシュと言う実践を通して幹部を育成していくのです。
その為に2018年は元旦から新店ラッシュです。
決まってるだけでも4月迄に毎月オープンで4店舗。
その後も3店舗は候補が見えてる。
上半期だけで最大7店舗です。
この新店ラッシュを、涼しい顔でサクサクと
終わらせ、一番大切なお客様に喜んでもらう為の
準備と実行に最大限注力しなくてはいけないと言うこと。
その仕組みづくりと、それに伴った環境整備がどれだけ出来るか?
その能力が今問われてる。
今日の2人にはそれを伝えに朝から現場に行きました。
成長してくれれば嬉しいのだが。
『良い影響を与える人間力集団となり、日本中を明るく元気にします』