この2つの目は大事。
細かく細部を視る「虫の目」と
全体を俯瞰し遠くを視る「鳥の目」。
社長の役割は鳥の目の比重が高い。
社員と社員の家族と、共に幸せになる為に、会社を永続させるべく、目先ではなく未来を見据える役割。
これを見間違うと、そもそも存続が危ぶまれる。
しかし、「ここだけは」と言う超重要点は「虫の目」で視れないと、そこからほころび悪影響が広がる危険がある。
組織のこと
人のこと
お客様のこと
商品やサービスの品質のこと。
これらの小さなほころびから痛い目にあったことは一度や二度ではない。
そのほころびを察知するアンテナは備えておかないと行けない。
実績数字もそのひとつ。
コックピットの計器のように異常が無いかは視てなくてはいけない。
また、人の行動や発する言葉の「ここだけは」を見逃してはいけない。
社員全員は視れないが、少なくとも幹部の言動は「虫の目」が必要。
うちの会社で言うと、理念、ビジョンはもちろん、姿勢のルール部に、私はこだわる。
幹部からすると「何か今回は、えらく温度感高いな」と理解できない事もあるが、それは視ている位置が違うので当然。
社長の直感的なところにはなるが、これも社長の必須能力。
幹部は、それを察知する能力が必須になる。
やがて幹部も自分の役職位置が上がった時にそれを初めて理解する。
もちろん、社長だけではなく、それぞれの位置におけるその「部署の長」の虫の目と鳥の目は必要。
事業部長なら事業部全体の「虫の目と鳥の目」
エリア長ならエリア全体の「虫の目と鳥の目」
店長なら店全体の「虫の目と鳥の目」
この2つの目はとても大事です。
『良い影響を与える人間力集団となり、日本中を明るく元気にします』