まずは『任』
そして『忍』
最後は『人』
任せて
忍耐して
人が育つ。
創業社長である私の最後の大仕事は
『事業承継』
26歳で創業した会社も23年目になり、事業承継の事を年々リアルに考えるようになって来ました。
え?早くない?と言われる時もありますが、全然早くないと思ってます。
二、三年で出来るものでは無いので。
組織が大きくなっても幹部が育っていなくて、創業社長が居なくなった途端にダメになって行く会社がどれだけ多いことか。
最後は倒産か吸収されて終わり。
将来的に、私を信じて付いて来てくれた社員達を路頭に迷わす事は出来ない。
業績が伸びてても、幹部が伸ばしてるのか、先人の財産の恩恵なのか、周りに恵まれてるだけなのか、で、その価値と実力は全く違うものである。
うちは、本当にまだまだだと痛感してる。
なので、仕事を権限移譲し、あえて私の関与を減らして行くことにしました。
私も仕事人間だし、仕事をしてる時が、一番充実してるし、楽しいから、やり過ぎてしまうし、どうしても口を出し過ぎてしまう。動き過ぎてしまう。
土台を創るフェーズの時は、それでも良かったが、これから先もそれでは、依存型の幹部をつくってしまうリスクの方が大きいと感じてる。
だから私も仕事のやりかたを変化進化させていかないといけないと思ってます。
子育てで言うなら、子供が小学生から中学生になった位の感じだろうか。
会社の理念、秩序、良い雰囲気は出来てるので、もっともっと幹部に任せてみようと思います。
自ら考え、自ら挑戦し、自ら失敗し、自ら痛みを知り、自ら改善し、自ら乗り越える。
私はそれを支援することと、更に難易度の高い、新事業・新商品探しに注力したいと思います。
会社の未来の収益を創るために時間と情熱とお金を掛けます。
それぞれがそれぞれの役割の責任を果たす。
だから
任→忍→人、なのです。
『良い影響を与える人間力集団となり、日本中を明るく元気にします』