昨日は新卒5期生会社説明会でした。
2014年採用活動も終盤に差し掛かってるなか、昨日の説明会は普段と変えました。
既存社員を学生と一緒に参加させました。
目的は
・既存社員に初心を思い出させるため
・社長のトップセミナーを聴き理念とビジョンを再認識するため
・採用プロジェクトメンバーの顔晴りと成長を視るため
・学生がどこに共感して志望してるかを実感するため
・受け入れる先輩としての責任を自覚するため
全社員とは行きませんでしたが、20名ほどの参加は過去最高人数です。
説明会に参加したところで何の生産性もありませんが、社員の成長を願い、大切な第二領域に、お金と時間と情熱を掛けます。
こんな目的も含んでいたため、説明会では学生だけでなく、社員に向けても話させてもらいました。
とは言っても結局社長が話すことはブレずにいつも同じことです。
理念やビジョンやありたい姿についてです。
私は、今いる社員達の入社時に全員と必ず面接をやっています。当然ですが。
今でも一人ひとりとの面接をしっかり覚えています。
全員が入社に対して、仕事に対してとても意欲的に自分の思いを語ってくれます。
だからお互いに運命共同体としての仲間として、お互いがお互いに良い影響を与え合える同志として入社してきます。
しかし、何年か経ってくると、伸びる人、現状維持の人、出来てたことさえ出来なくなる人とそれぞれです。
初心を忘れ、決意を忘れ、日々の努力の実行を継続出来ない人は結果が出ません。
口だけで『がんばります』『変わります』と言っても具体的に自分の価値を上げないとお客様は評価してくれません。
まずいラーメン屋なのに『がんばりますから毎週食べに来てください』と言ってもダメなのと同じ。一度は行っても二度目はない。
CSリレーションズは実力主義なので、入社時は横一線のスタートですが、ドンドン追い越せるし追い越される。
但し、追い越された人が終わるのではなく、いつでも何度でもリベンジのチャンスはあります。
追い越された人が『素直』になって、謙虚に自分の足りないところを補う努力を継続出来たら、必ず結果はついて来るからです。
しかし、ふてくされて反省しない人は結果も良くなりません。
HPにも書いてある『働く目的の4段階』について、自分のことだけの利己的でなく相手に良い影響を与えられる利他的な大人について話しました。
結局は自分がどこを目指すか?です。
どんな自分になりたいのか?
どんな自分でありたいのか?
みんな例外なく本質的に、仕事を楽しんで、イキイキキラキラしてる自分でありたいはずなんです。
だったら、まずは仕事を一生懸命やることです。
『好きだから一生懸命やるのではなく、一生懸命やるから好きになる』のです。
もっと『好きになる努力』をしなさいと伝えました。
先日観たサッカー代表の長谷部誠選手の映像では、ドイツリーグで普段と違うやりたくないディフェンスのポジションを文句も言わず一生懸命やっています。キーパー退場の際は自ら進んでキーパーをやる、だから多くの人から尊敬され、必要とされる。
まさにアレです。
説明会では、内定者にも話してもらいました。
竹内、三留の二人とも笑いを取った堂々としたものでした。
また社員代表として、山形英範、中村愛美、豊本裕貴の3人に話してもらいました。
※山形の写真撮り忘れたらしい
3人共自分の体験をもとに等身大ながら本当に熱い話し良かったです。
学生の目には、どんな大人として、どんな社会人として、映ったのでしょうか。
また、社外から見学者も来ました。
わざわざ栃木県から株式会社サンドライの髙橋社長と髙橋専務、火の魂カンパニーの野沢社長です。
これから新卒採用に挑戦しようと決め、成功させるために勉強に来てくれました。
お陰様で、うちが新卒採用を始めたことに影響を受け、挑戦しだした会社が本当にたくさんあります。
少なからず日本の雇用問題に貢献出来てます。
最後に一言頂きました。
その後も4人で振り返りの懇親会に行ったのですが、どうしたって話題は『採用』と『育成』
『こんな時はどうしてますか?』
『今、こんな状況なんだけどどうしたら良いですか?』
『どんなツールを使ってますか?』
『はじめからうまく行きましたか?』
『どんな失敗がありましたか?』
などなど。
質問は尽きません。
せっかく時間を使ってるのだから少しでも吸収して帰ろうという貪欲さがハンパない。
さすが真剣に仕事してる人達は、お酒を飲みながらでも、常にそこから頭が離れません。
真剣な人には真剣になるので、私もすべてオープンに話しました。
『採用力』が成長のキモであり、それを伸ばしていくことが会社発展と永続のマストタスクであることをこの5年間でメッチャ実感しています。
『採用力』が弱い会社に未来はありません。
気がつけば18時から始まった会も26時まで熱いトークが続きました。
これだけ一生懸命やれる人達だから、本業でも成功するんですね。
仕事バカと呼ばれるかも知れないけど、そのくらいやるから仕事が楽しくなるし『本当』の楽しさがわかるのです。
同じお酒を飲むのでも、時間の浪費とお金の浪費で飲むのはまったく価値がない。
昨日は少しでも良い影響を与えられたと思うし、私もまたとても学びと刺激ある価値ある飲み会になりました。
3名に訊きました。
『今日の説明会の中でで一番良かったのは何ですか?』
すると3人が3人とも、同じで
『司会の畑菜穂さんと店長の中村愛美さん!』と即答。
『畑さんは入社一年目と思えないくらいしっかり司会が出来てて彼女らしさが出てた。さすが採用プロジェクトメンバーに選ばれるだけあるね』
『中村さんは一度退職して他のケータイショップに務めた後にCSの良さに気づいた素直さが素晴らしい。中々復職するって難しいよね。骨をうずめる覚悟でやるって言えるのもすごい!』
『女性が元気な会社は良い会社だよね!あの二人は本当にうちに来て欲しいくらい素晴らしい!』と。
私のトップセミナーが良かったとは1ミリも出て来ませんでした(笑)
しかし、社員が褒められるのは社長として何より嬉しいことです。
ホントみんな自慢の社員達ですから。
お酒を飲むのも『何を飲むかではなく、誰と飲むか』が大事です!
マジックジョンソンも言っています。
『自分のまわりをプラス思考の人で固めなさい。憧れる人がいたらアドバイスを求めなさい』と。
8時間にも及ぶ振り返りの飲み会でしたが、そのうち7時間50分は『採用』と『育成』についてでした(笑)
愛すべき熱い仕事人間です。
さて、別会場では社員達が飲んでたようでFacebookにアップされてました。
この飲み会は
価値ある飲み会だったのでしょうか?
タダのバカ騒ぎだったのでしょうか?
『採用』について深掘り出来たのでしょうか?
新幹線型で仲間達に良い影響を与えられたのでしょうか?
今日は生産性ゼロの日でしたが、この人件費と飲み会費は果たして活かせたのか?
これで、会社のレベル、社員のレベルがわかるというもの。
あー。
気になる、気になる。
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