靴屋で出会った女の子 | CSリレーションズ社長 増田恭章(ますだやすあき)のブログ

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大切に想っていること。素直に感じたこと。伝えたいこと。夢。を、ありのままに書いてます。

今日、靴を買いに行きました


店内で気に入った靴を選び、店員さんにサイズを出してもらい

あれやこれやと履きくらべていた時のことです


車イスに乗った小学校4~5年生くらいの

女の子と車イスを押している、そのお父さんらしき人が

お店に入ってきました


最初は「あぁ、車イスの子だ」くらいの認識でしたが

フッと思いました


車イスの子が靴屋さんに・・・?と



見てみると長めのズボンの裾から出ているその子の

足首から下は、靴下越しにでも正常な形でないことが

わかりました



あの足では、ケガが治ったら新しい靴をはいて

走り回ったり、友達と遊んだりするのを楽しみに

買いに来ているわけではなさそうだとわかりました



どうやら、お父さんが自分の靴を買いに来てるようでした



女の子はその間中、さみしそうな目で店内の靴を眺めていました




私はすごく複雑な気持ちになりました

何気なく靴を買いに来ている自分に・・・。



自分の足で歩けることが

好きなように動けることが

自分がどれだけ幸せか



そして、自分より不幸な人を見ないと

その比較でしか自分の幸せを

感じられない自分が情けなかった




自分の小学校4~5年のころを思い出した

もう30年も前のこと


明るく元気でわんぱくで野球もサッカーも大好きで

休み時間にはいつも友達と遊んでた


ちょうど、スニーカーがブームになっていて

アディダス、プーマ、オニツカタイガー(今のアシックス)

という定番はもちろん、ナイキ、ニューバランス、ブルックスなどの

当時はまだ珍しいアメリカのメーカーが出始めで

友達とカタログを見せ合ったり、絵に描いたりして

すごくワクワクしたのを覚えている




そんな当たり前と思っていたことが、あの女の子にはない

あの当時の私がこの子の立場なら、その現実を

受け入れられているのだろうか


どんな気持ちで、歩いてる人、遊んでいる人を

見ているのだろうか





私の下の娘も小学校5年生

おかげ様で明るく元気です


ありがたいなぁと涙が出ます



『幸せとは

手に入れるものではなく

手の中にあることに気づくこと』



神さまからいただいた、この五体満足な身体で

やれることは、まだまだ、たくさんある!


私のどんなツライこともツライうちに入らないなぁと

自分自身に「喝」を入れました



幸せを噛みしめて感謝の気持ちで顔晴ります!